財布や鍵など、大切な持ち物を見失ったときに役立つ紛失防止タグ。
AppleのAirTagが有名ですが、Android向けにもGoogleの「デバイスを探す」ネットワークへ対応した製品が少しずつ増えてきました。
その中の1つが、2026年3月に発売されたXiaomi Tagです。

発売から数か月経ちましたが、実際の使い勝手はどうなのでしょうか。
今回は実際にXiaomi Tagを使ってみた感想を交えながら、
- セットアップのしやすさ
- 位置情報の精度
- 音量
- 良かった点・気になった点
を正直にレビューしていきます。
Xiaomi Tagの基本スペック
スペック一覧
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 発売日 | 2026年3月 |
| 対応OS | Android、iPhone |
| 位置検索 | Google「デバイスを探す」ネットワーク Apple「探す」ネットワーク ※利用時はどちらかに固定 |
| 通信方式 | Bluetooth |
| NFC | 対応(紛失モード時の連絡先表示) |
| UWB | 非対応 |
| 電池 | CR2032 ボタン電池(交換可能) |
| 防水・防塵 | IP67 |
| サイズ | 約46.5 × 31 × 7.2mm |
| 重量 | 約10g(電池含む) |


Android版の紛失防止タグとしては標準的なスペックですが、電池交換に対応していることやIP67の防水・防塵性能を備えている点は安心できるポイントです。



一方で、Apple AirTagのようなUWB(超広帯域無線)には対応していません。そのため、数十cm単位で場所を案内してくれるような高精度な探索機能は利用できません。もっとも、現時点ではAndroidスマートフォン・紛失防止タグともにUWB対応機種はまだ少なく、実用面では大きなデメリットと感じる場面は多くありません。
付属品・外観・サイズ
付属品は非常にシンプルです。
- Xiaomi Tag本体(ボタン電池装着済み)
- 説明書

開封後はすぐにセットアップを始められます。
本体は横長に見えるデザインですが、実際に手に取るとかなり薄く感じます。
「100円玉」や手元にあった「MiTag」と並べてみると大きさは近いものの、厚みが抑えられているため、ポケットやバッグへ入れても邪魔になりにくい印象です。



デザインも安っぽさはなく、マットな質感で落ち着いた仕上がりになっています。

派手さはない。

Xiaomiらしい堅実なデザイン(白色&形状がきれい)
また、本体中央にはボタンが搭載されています。
ただし、このボタンは
- 動作確認
- アラーム停止
- リセット
などに利用するもので、普段使っている中で押す機会はほとんどありません。
なお、ストラップやキーリングは付属していません。
バッグや鍵へ取り付ける予定なら、別途ストラップやキーホルダーを用意しておきましょう。
実際に使ってみる
Androidでセットアップ
今回はAndroidスマートフォンでセットアップしました。
初回は本体の絶縁シートを抜くだけで自動的に電源が入り、スマートフォンがXiaomi Tagを検出します。画面の案内に従って登録するだけなので、約1分で設定が完了しました。



特別なアプリをインストールする必要もなく、Googleの「デバイスを探す」にそのまま登録されるため、初めて使う人でも迷うことは少ないと思います。
Androidユーザーなら、ここは非常によくできています。
位置情報の精度
まず、Bluetoothが届く範囲では十分実用的です。
部屋の中や車内などであれば、かなり正確な位置が表示されるため、「どこへ置いたかな?」という程度なら問題なく探せました。



一方で、Bluetooth圏外になると話は少し変わります。
Googleの「デバイスを探す」ネットワークを利用して位置を更新する仕組みのため、表示される位置はある程度の範囲になります。実際に使ってみても、「この辺にある」という目安としては役立ちますが、ピンポイントで場所を示してくれるわけではありません。

もっとAndroidネットワーク強くなって(近くの端末数にも依存)。
Apple AirTagほどの位置精度を期待すると少し物足りなさを感じますが、「紛失した場所のおおよその見当を付ける」という用途であれば十分実用的だと感じました。
アラームを鳴らしてみる
タグを見つけやすくするために、アラーム機能も試してみました。
音は、
「ピピププピピ、ピピププピピ…」
というリズムで繰り返し鳴ります。
音量は特別大きいわけではありませんが、小さいという印象もなく、他社の紛失防止タグと同程度です。
静かな室内であれば十分聞き取れるため、ソファの隙間やバッグの中などを探す用途には問題ありませんでした。一方で、交通量の多い道路や駅など騒がしい場所では少し聞き取りづらい場面もありそうです。
とはいえ、Bluetoothが届く範囲まで近づいている時点で、ある程度場所は絞り込めていることが多いため、個人的には十分実用的な音量だと感じました。
実際に使って感じたこと
数日使ってみて、「派手な機能はないけれど、必要なことはしっかりできるタグ」という印象でした。
良かったところ
気になったところ
操作方法まとめ
最後に、基本的な操作をまとめておきます。
| 操作 | 方法 |
|---|---|
| 電源ON | 電池を入れると自動で起動 |
| 電源OFF | 不可(電池を外す必要あり) |
| リセット | 電池を15秒以上外し、再度電池を入れてフタを閉めたあと、ボタンを15秒以上長押し |
普段はボタンを操作する機会はほとんどありませんが、譲渡や再登録をするときにはリセット方法を知っておくと便利です。

紛失したらどうすればいいのかな?

Find Hubで「紛失としてマーク」だ。
設定時には、電話番号やメールアドレス、メッセージを登録でき、タグを拾った人がNFC対応スマートフォンをかざすと、その連絡先情報を確認できます。落とし物が手元に戻る可能性を高められる便利な機能です。

(どうしても一か八か)
というわけで、本製品はNFCに対応しています。

Xiaomi Tagは買い?
発売から数か月経った今でも、Androidユーザー向けの紛失防止タグとして十分おすすめできる製品だと感じました。
位置情報の精度はGoogleの「デバイスを探す」ネットワークに左右されるため、AirTagのような高精度な探索は期待できません。また、UWB非対応やAndroidで本体アップデートできない点など、細かな気になる部分もあります。
それでも、
- コンパクトで軽い
- デザインの質感が良い
- 電池交換できる
- セットアップが簡単
といった基本性能はしっかり押さえられています。
「財布や鍵を置き忘れたときに見つけやすくしたい」という日常使いであれば、十分満足できる製品でしょう。
本格的な位置探索を求める人には物足りないかもしれませんが、シンプルな紛失防止タグを探しているAndroidユーザーなら、有力な選択肢の1つだと思います。
こんな人におすすめ
- Androidスマートフォンを使っている
- 鍵やバッグの紛失防止に使いたい
- 電池交換できるタグが欲しい
- シンプルで薄いデザインが好み
逆に、
- UWBによる高精度な探索機能が欲しい
- Androidだけでファームウェア更新まで完結したい
という人は、購入前にその点を理解しておくとよいでしょう。
類似製品のご紹介です。
- Androidでもアップデート可能
- 充電式
- LED搭載
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