「Tapo C113」手頃に導入できる屋内・屋外対応カメラ

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家の安全を守りたいけれど、過剰なカメラや高額な機器までは必要ない──
そんな方におすすめなのが、手軽に設置できるセキュリティカメラです。

今回紹介する Tapo C113 は、「屋内・屋外どちらでも使える」「2K高画質」「AI検知対応」といった機能を備えつつ、価格もお手頃。コストパフォーマンスに優れた固定型カメラとして注目されています。


Tapo C113ってどんな製品なのか?

Tapo C113 は、屋内・屋外の両方で利用できる固定式 Wi-Fi カメラ。2K 3MP の高解像度映像や人物検知機能、防水性能を備え、誰でも気軽に導入できるモデルです。


C113のスペック

◆ スペックは次のとおりです。

項目内容
発売日2025/9/30
実売価格約4,080円
撮影解像度2K 3MP(2304 × 1296px)
フレームレート15 / 20 / 25 / 30 fps
視野角114°(対角)
F値F1.6
サイズ61.1 × 60.5 × 92.1 mm
(台座込、本体厚み 約 3.9 cm)
重量90 g
夜間撮影赤外線 LED(モノクロ)
白色 LED(カラー)
音声入出力・サイレン
Wi-Fi○(2.4 GHz 対応)
有線 LAN×
AI 検知動体検知、人物検知
記録ストレージmicroSD(最大 512 GB)
クラウド(Tapo Care)
防水・防塵IP65
電源USB Type-C
付属品本体
ブラケット
電源アダプタ
USB ケーブル
ネジ・アンカー
ケーブルオーガナイザー
位置決めシール
設定ガイド

◆ MicroSDカードは別売りです(128GBぐらいがコスパ良し)

容量128GBであれば200~300時間の記録が可能。(1日10分の記録であれば、約3年分はストックできる計算です)

※録画は連続録画、検知時録画が選択可能です(スケジュール設定も可能)。

Tapoカメラが対応するmicroSDカードについて | TP-Link 日本
Tapoカメラが対応するmicroSDカードについて
Q
IP65とは?
A

IP65は「粉塵の侵入を完全に防ぐ」+「あらゆる方向からの水の噴流に耐える」という規格です。雨風やホコリには強く、屋外設置に安心。ただし水没や強い水圧は避けた方がいいでしょう。

IP65の防水防塵。

なお、暗所でもカラー撮影可能な白色 LED を搭載していますが、高感度撮影が可能な「スターライトセンサー」には非対応です。

C113 vs C120

本製品「C113」の上位機種は「C120」です。

項目C113(本製品)C120
発売日2025/9/302025/2/29
実売価格約4,080円約5,800
撮影解像度3MP 2K
(2304 × 1296px)
4MP 2K QHD
(2560 x 1440px)
フレームレート15 / 20 / 25 / 30 fps20 fps (可変)
視野角114°(対角)120°(対角)
F値F1.6F1.65
夜間撮影赤外線 LED
白色 LED
赤外線 LED
白色 LED
スターライトセンサー
(高感度センサー)
×
音声入出力・サイレン
Wi-Fi2.4 GHz 対応2.4 GHz 対応
有線 LAN××
記録ストレージmicroSD(最大 512 GB)
クラウド(Tapo Care)
microSD(最大 512 GB)
クラウド(Tapo Care)
防水・防塵IP65IP66
電源USB Type-C
(ケーブル長 2m)
USB Type-C
(ケーブル長 3m)
マグネット設置×

予算(+1,700)が許すのであれば、C120は十分選択肢になると考えます。

  • さらに高画質、広範囲に録画可能
  • 暴風雨にも強いIP66
  • 設置が容易なマグネット式に対応

C113の魅力

コンパクトに手頃に設置

セットアップ動画より。

本体重量はわずか 90 g と軽量。本体の厚みも約 3.9 cm でとてもコンパクトです(台座込みだと約9.2 cm)。

  • 卓上設置
  • 壁面固定
  • 天井設置

といった設置方法に対応し、部屋の角などに配置すれば 114° の広い視野角を活かしてしっかりカバーできます。電源は一般的な USB Type-C で、手元のスマホ充電器なども流用可能です。

高画質・夜間もしっかり撮影

2K 3MP の高解像度で、細かい部分もクリアに映し出します。

夜間は赤外線 LED によるモノクロ撮影に加え、白色 LED によるカラー撮影も可能。暗所でもはっきりとした映像を残せます。

暗闇ではスターライト対応機ほどの性能は期待できない点は注意です。

人物識別

AI によって動体か人物かを判別。人が映ったときだけ通知するといった設定ができ、誤検知を大きく減らせます。

高度な検知機能

アクティビティゾーンを設定することで、車道や木の揺れなど不要な領域を除外可能。監視が必要な部分だけを効率的に見守れます。

その他の便利機能

  • 双方向通話(スマホから声をかけたり、相手の声を聞いたりできる)
  • アラート(ブザーや自分の声を設定可能)
  • Alexa や Google アシスタントなどのスマートホーム連携

設置方法と注意点

設置方法は大きく 3 パターンです。

  1. 卓上にそのまま置く
  2. 壁に固定する
  3. 天井に固定する
卓上に設置
壁への固定
天井への固定

注意点としては、壁や天井固定はビス止めが基本であること、防水性能はあるものの常に雨ざらしの環境は避けたいことが挙げられます。できれば軒下などを選ぶと安心です。

軽量なため両面テープでの固定も物理的には可能ですが、非公式のため自己責任となります。

なお、上位機種のC120だと、マグネット固定が可能です。


よくある質問

Q
電源は USB?ケーブルは何メートル?
A

USB Type-C 給電です。付属ケーブルは約 2 m です。

※継ぎ足し延長はお勧めしません。2mで不足の場合は、市販の5mケーブルを試しましょう。

Q
MicroSD カードはどれを選べば良い?
A

最大 512 GB まで対応。コストパフォーマンスが高いのは128GBぐらいです。


高耐久にこだわりたい方はこちら。
Q
インターネットは必須?
A

必須です(APモード非対応)。
ただし、一時的に途切れた場合でも、録画機能は動いてくれます。


まとめ:こんな人におすすめ

Tapo C113 は、必要十分な機能を備えつつ価格を抑えたコストパフォーマンスの高いカメラです。

特におすすめなのは次のような人です。

  • 初めて防犯カメラを導入したい
  • 室内・屋外どちらでも使いたい
  • AI 検知や夜間カラー撮影を使いたい
  • ローカル保存で運用したい
  • スマートホームと連携させたい

総評:Tapo C113 は「ちょうどいい」セキュリティカメラです。コンパクトで設置しやすく、2K 映像と AI 検知でしっかり見守れる。それでいて価格は約 4,000 円と手に取りやすい。はじめての監視カメラ導入や、コスパ重視の方に特におすすめできるモデルです。

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