Tapo A201 ソーラーパネルでバッテリー切れを不要に!

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バッテリー型監視カメラ(Tapo C410やC425)は、設置の自由度が高く、屋外でも使用できるため非常に便利です。

ただし、バッテリーの充電が必要であるため、充電するのは手間です。

Tapo C410やC425は比較的長持ちです。
しかし、検出頻度が多く、長時間の操作があると、早い段階(例えば1週間程度)でバッテリーがすっからかんです。

そこで登場するのが、ソーラーパネル「Tapo A201」です。
この記事では、Tapo A201の仕様や設置方法などをご紹介します。また、適宜FAQを設けているため、ご参考になれば幸いです。

Tapo A201 ソーラーパネルの仕様

仕様詳細
発売日2024年6月26日
サイズ173.42 × 120.42 × 15.7 mm
重量140g
ケーブル長さ約4m
カメラ側コネクタUSB Type C
※オプションでMicro USBに変換可
対応製品
(2024/06時点)
Tapo C410
Tapo C420
Tapo C425
充電電圧5.2V
充電電力2.5W
防塵防水IP65
角度調整○ (台座が縦横に可動)
  • Tapo A201は、さまざまなTapoカメラに対応しています。
  • 1台のソーラーパネルで、1台のカメラに接続可能です。
  • コンパクトながら、充電電力は2.5Wと十分な出力を提供します。

Tapo C425はMicroUSBですが防水対応の変換ケーブルが付属します。
(これからはUSB Type Cに統一されていくんでしょうね)

Q
IP65ってどの程度の水準?
A

普段の雨にはびくともしないレベルです。
けど、台風レベルの暴風雨に長時間晒されると、ちょっと心配です。

普通の雨は全然問題なし。
Q
大きさのイメージがわかないです。
A

用紙で言えば、B6サイズ(128×182)が近いです。もしくは、スマホを1回り以上大きくしたぐらいのサイズ感でしょうか。あるいは、平均的な日本人男性の手のひらサイズぐらいです(横幅はパネルのほうがもう少し大きいけど)。

Q
A200とA201の違いは?(A201の優位性は?)
A

大きく2点あります。

  • A201はコンパクトサイズになりました。
  • A201はUSB Type Cに対応しました(変換ケーブルも付属するためC425のようなMicro USBでも利用可能です)。

設置方法

Tapo A201ソーラーパネルは、壁に固定して使用します。

次の2パターンがあります。

  • ソーラーパネルの台座にカメラをはめ込み、共に固定する。
  • ソーラーパネルをカメラから離れた場所に固定する。
固定パターンです。

一般的な内容となりますが、以下の手順で簡単に設置できます。

  1. 取り付け位置の選定
    ソーラーパネルが直射日光を最大限に受ける位置を選びます。日陰にならない場所が理想です。
  2. 壁への固定
    同梱されている取り付けキット(マーカーなど)を使用して、ソーラーパネルを壁に固定します。ネジ(必要ならアンカーも利用)を使用してしっかりと固定しましょう。
  3. 角度調整
    ソーラーパネルの角度を調整して、日光を最適に受ける位置にセットします。角度調整が可能な仕様となっているため、簡単に調整できます。
  4. ケーブルの接続
    ケーブルをカメラに接続し、適切なコネクタ(USB Type CまたはMicro USB)を使用して接続します。
固定ケース1
固定ケース2
設置後に角度調整です。
Q
アンカーボルトって必要?
A

壁の材質によっては必要です。厚さのある木材であれば不要ですね。

Q
両面テープで固定できないかな?
A

固定自体は可能と思います(本体重量は軽いため)。
ただ、パネル面積を考慮すると、風を受けたときに想定以上の負荷がかかって外れる恐れがあるでしょう。工夫が必要です。

Q
他に良い設置方法ないかな?
A

ポール等の支柱に適当なブラケットを取り付けて設置してみるとかでしょうか。家にダメージを与えることなく手頃に手段の1つです。メーカー推奨ではないため自己責任で工夫してやってみましょう!

A201に関するおまけ

1日45分の日光で1日分の稼動エネルギーを稼ぐって言われても。

普通の使い方で、そのことはわかりました。
けど、時期によっては、連続で雨や曇りのこともあります。

例えば、週に1回しっかりと日光が当たる場合、どれぐらいの時間あてれば持続してくれるのか?

  • 1日45分の日光で1日分の電力
  • 7日であれば315分(5時間15分)。
    つまり、1週間に1度、9時~14時15分まで、しっかりと太陽光を当てることが1週間分の電力を稼げるということになります。

いい感じの場所に設置できれば、手動での充電は不要になりそうです。

Tapoアプリで残バッテリーは確認できるため、臨機応変に出来そうです。
例えば、バッテリー残量が少なめな場合は、無駄な操作を控えて太陽光がしっかりあたるのを待つ・・・とか。

満充電にかかる時間の計算

Q
バッテリーがすっからかんの状態から満充電になるには何時間かかりそうですか?
A

Tapo C410であれば、理想的な状態で9.2時間以上かかりそうです。
※ソーラーパネルによる充電に限ります(専用アダプターであればもっと早い)。

以下、ざっくりですが計算式を載せておきます。

Tapo C410を例にとります。
バッテリー仕様は次の通りとします。

  • 容量:6400mAh
  • 電圧:3.6V

まず、バッテリーのエネルギーをワット時(Wh)に変換します。

6.4Ah × 3.6V = 23.04Wh

次に、ソーラーパネルの出力から充電に必要な時間を計算します。

23.04Wh / 2.5W = 9.216時間

しっかりと太陽光を当てれば1日ないしは2日でバッテリー残量100%に出来そうです。

まとめ

Tapo A201ソーラーパネルは、バッテリー型監視カメラの充電を効率化し、設置場所の自由度を高める便利なアクセサリです。防水性能も高く、屋外での使用に適しています。ぜひ、Tapo A201を活用して、監視カメラの運用をより快適にしてみてください。

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