2022 システムアーキテクト試験 備忘録

IT資格
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2022年4月17日、システムアーキテクト試験を受験してきたので、その時の備忘録です。

2回目の挑戦です。午前1は免除です。

(後日談) なんと、合格してました!!

午前2

自己採点結果は22/25と安全圏でした。全体的に難しかったという呟きは見かけますが、傾向としては例年通りかと思います。過去問+問題集やっておけば、突破できるのではないでしょうか。新問題に対しては消去法などで対応できます。

以下、気になる用語や問題をざっとメモしておきます。
※覚えておいて損はないはず。

■JIS X 0610:2021(ソフトウェアライフサイクルプロセス)によれば、廃棄プロセスのタスクのうち、アクティビティ”廃棄を確実化する”において実施すべきタスクはどれか。
→ 廃棄後の、人の健康、安全性、セキュリティ及び環境への有害な状況が識別されて対処されていることを確認する。
※内容的に計画の類とかと思ったけど、事後の確認なんだねぇ。。。

■インセプションデッキ
→アジャイル開発の初期段階において、プロジェクトの目的、スコープなどに対する共有認識を得るために、あらかじめ設定されている設問と課題について関係者が集まって確認し合い、その成果を共有する手法のこと。

■ラボ契約
→依頼元は、契約に基づきスキルや人数などの基準を満たすように要員を確保することをベンダ企業に求めるかわりに一定以上の発注を約束する。
※委託の括りで技術者集団に色々と作業を頼みたいときには便利な契約と思いました。

■ファウンドリ
→半導体チップの製造を専門に行う企業・サービス
※デザインハウスは設計を委託する会社。ファブレスは工場を持たないで設計を行う。IPプロバイダーは回路構成の他社販売。

■eシール
→法人が作成した電子文章データについて、その電子文章データの作成者が間違いなくその法人であり、かつその電子文章データは作成後に改ざんされていないことを証明するもの。(電子署名とは違う。電子証明は個人の扱い…だと思う。)

■CRYPTRECの役割
→Cryptography Research and Evaluation Committees。電子政府での使用を推奨する暗号技術の安全性を評価、監視する。
※過去問に同じようなものがあった気がするけど覚えきれない‥。

午後1

今年は問1、問3を選択しました。感覚的にこれらの問題は例年通りか例年以上に解きやすかったので問題選択に誤りはなかったと考えます。(問2は難しかったという呟きをチラホラ見かけました)

以降、回答のメモになるため、解答例ではありません。

後日赤字で真の正解を追記しました。

午後1 問1(コンタクトセンタシステムの構築)

設問1

(1)
在宅かつ柔軟な勤務時間で働くため
→ △ オペレータが在宅でも働けるようにするため

(2)
・購入方法の情報取集
・購入した商品の使用
→ △ 購入方法の情報収集、会員情報の確認

(3)
オペレータが勤務時間外の場合
→ ○ オペレータの勤務時間帯以外のとき

(4)
c
→ ○ c

(5)
商品の改善のため、問合せやクレーム内容を有効に活用したいから
→ △ 商品の問合せ、クレーム内容などを商品の改善につなげたいから

設問2

(1)
同時に複数の顧客との対応ができること
→ △ 一人のオペレータが同時に複数の顧客と対応する

(2)
特定のコンタクトセンタを一時的に閉鎖せざえるを得ない状況
→ この回答は結構自信なし・・・。なんか安直。
→ ○ 特定のコンタクトセンターを一時的に閉鎖せざるを得ない状況
 → 合ってたやん

(3)
新商品の発売日は問い合わせが急増するため、早くFAQを掲載したいから
→ △ 新商品発売日に、簡単な問合せが急増しないようにするため


■ 後日(6/24)追記

こうして模範解答を共に振り返ると、表現が違う回答が多い。真に求めている回答との微妙な乖離が午後1は本当に難しい。一歩踏み出さないといけなかったり、求めているのは、そっちの内容でしたか・・・ということがある。国語力も大事だといつも思う。

問1に関して、模範解答を元に自己採点すると、30/50近くの点は取れたんじゃないだろうか。

午後1 問3(保険申込システムの再構築)

設問1

(1)
申込書の基になった提案書の内容と不整合にならないようにしているから
→ 最初の問題って難しいイメージがあるけど、こんな安直な回答でいいのだろうか…。
→ ○

設問2

(1)
・ペーパレス手続選択済
・申込確認済
→ …今気づいたけど「申込書入力済」も入れないとだめだね。告知署名までは変更可能なんだから。
→ △ ペーパーレス手続選択済、申込確認済、申込書入力済
 → やっぱりそうでした。

(2)
・申込書入力
・告知手続
→ これだけじゃ無い気がするけど・・・。
→ ○

(3)
・申込確認
・申込書入力
・告知入力
・取扱報告書作成
考慮内容:入力内容をチェックすること
→ △ 申込確認、申込書入力、告知手続、取扱報告書作成
→ 入力内容をチェックすること。
 → 告知入力ではなく、告知手続きでしたー。

(4)
・ペーパレス手続きメニュー
考慮内容:次に実施すべき作業メニューだけ活性化する
→ ○

設問3

(1)
提案書データの作成日時から申込書データの告知手続日時までの時間差
→ × 支払方法選択日時が当月である申込書データの、支払方法選択日と申込日時の差
 → あれ・・・。

(2)
提案書データの作成日時から申込書データの連携日時までの時間差
→ × 連携日時が当月である申込書データの、連携日時と申込日時の差
 → あれ・・・、根本的に勘違いしたっぽい・・・。

こうして家に帰ってから書いてみると、問1よりは問3のほうが難しく感じる。部分点とかどの程度いただけるんだろう・・・。けど、雰囲気的に午後1は問1+問3で6割に到達したんじゃないかと思う(ボロボロの去年比)。


■ 後日(6/24)追記

勘違いの失点がそこそこあることに今更ながら気づく。時間が限られるとは言え詰めが甘い。もっと頭の回転が速くなりたい・・・。問3に関して、模範解答を元に自己採点すると、30/50に届いていないぐらいだろうか。

そうなると、午後1(問1+問3)の自己採点は60/100でギリということになる。

実際の結果は「64/100」でした。
※実は・・・当日の感覚では上手くいけば70点ぐらいかなって思ってました。けど勘違い回答ってあるもんですね。次回以降の別の高度試験ではもっと精度を上げていかないといけない・・・。

午後2

情報システム系の選択になるので私の選択は「問1」か「問2」になる。両方の問題を見て暫く固まってしまった・・・。事前準備したネタに全然かすらない。

問1の概念実証って・・・。文章の流れ的にAI等の高度な手法を活用してないと門前払いになりそう。これは辛い。こうゆうのも今後は準備しておいたほうがいいんだね(その前にさっさと受かりたい)。

結果的に問2を選択したけど、流れ的にペーパーレスが前提・・・なのだろうか。既存の情報システムの再構築や機能追加、移行とかならネタあるんだけど、ここでペーパーレス…(え、今更?)。コロナだからね。リモートだからね。その場しのぎで紙で回していた申請を情報システム使うようにしました、という内容で論理構築。

しかし、その場でのネタ構築に予定以上に時間がかかり、全章で文章量がギリギリ。これはわからない・・・。文章で稼げてないので、出題者の意図から少しでもズレた時点でB判定になるけど、これはわからない。あと事前準備してないネタだったので想定外の漢字を使うことになり、微妙に誤っていることが後からわかってしまった。(漢字もろくに書けない時点で採点者への心証が悪くなってしまう)これはつらい。

まとめ

備忘録としてシステムアーキテクトのメモや個人回答・感想を載せました。もしも受かることがあれば、続き(勉強方法など)を書きたいと思います。どうかどうかお願い致します><。

最後までご覧いただき、ありがとうございました。

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