話題のスマートウォッチ「Xiaomi Smart Band 8 Active」購入しました!
本記事では、外観から機能まで、さっとポイントを抑えてお伝えします。
本スマートウォッチを検討している方や基本的な機能に興味がある方にとって、必見の記事となっています。
以下、目次となります
はじめに
Xiaomi Smart Band 8 Activeとは
Xiaomi Smart Band 8 Activeとは、Xiaomi(中国の小米技術)から発売されたスマートウォッチ(スマートバンド)です。
9.99mmのスリムで洗練されたボディに1.47インチの超大型LCDディスプレイでより多くの機能、情報、コンテンツを見やすく表示できるようになりました。手首を持ち上げるだけで、運動中でも通勤中でも、いつでも必要なときに情報を確認することができます。
公式サイトより抜粋
Xiaomi Smart Band 8 Activeの使いどころ
そもそも、Xiaomi Smart Band 8 Activeを使うと何が出来るのか列挙します。
- 防水な腕時計(充電は週1回)
- スマホ連携による通知確認
- スマホ連携による音楽操作やカメラ操作など
- 健康管理(日常の心拍数や血中酸素濃度など)
- 健康管理(スポーツモードによる正確なカロリー管理)
※スマホ連携の通信にはBlueToothが使われます。
※本製品は通話やSuica決済には未対応です。単独でのGPSトラッキングはありません。
これらは大半のスマートウォッチでも可能です。
しかし、Xiaomi Smart Band 8 Activeはコンパクト&安価でありながら、これらを実現しています。
全体仕様やXiaomi Smart Band 8やProとの違い
紛らわしいですが、
- Xiaomi Smart Band 8
- Xiaomi Smart Band 8 Active
- Xiaomi Smart Band 8 Pro
は異なります(Activeが本製品であり後に発売されました)。
「Active」は後発品であり、Band 8シリーズの廉価版という位置づけです(Activeのほうが約2000円程度安い)。
代表的な仕様項目で比較します。
比較項目 | Smart Band 8 Active | Smart Band 8 | Smart Band 8 Pro |
---|---|---|---|
日本発売日 | 2024年1月15日 | 2023年9月27日 | 2024年2月27日 |
サイズ(mm) | 42.81 x 25.42 x 9.99 | 48 × 22.5 × 10.99 | 46 × 33.5 × 9.99 |
重量(g) | 26 | 27 | 22.5 + ストラップ |
ディスプレイ | 1.47インチTFTディスプレイ 解像度:172 × 320ピクセル 輝度:最大450nit リフレッシュレート:30Hz バンドディスプレイ:100種類以上 | 1.62インチ 有機EL(AMOLED) 解像度:192 × 490ピクセル 輝度:最大 600 nit リフレッシュレート:60Hz バンドディスプレイ:200種類以上 | 1.74インチ 有機EL(AMOLED) 解像度:336 × 480ピクセル 輝度:最大 600 nit リフレッシュレート:60Hz バンドディスプレイ:200種類以上 |
センサー | 高精度 6 軸センサー PPG 心拍数センサー | 高精度 6 軸センサー PPG 心拍数センサー 環境光センサー | 高精度 6 軸センサー PPG 心拍数センサー 環境光センサ GNSS |
バッテリー | 充電時間:約 2 時間 通常使用モード:14日 容量:210 mAh | 充電時間:約 1 時間 通常使用モード:16日 容量:190 mAh | 充電時間:約 1時間20分 通常使用モード:14日 容量:289 mAh |
その他 | OS:Android 8.0以降、iOS12以降 5ATMの防水 スポーツモード:50種類以上 対応ストラップ:少ない | OS:Android 8.0以降、iOS12以降 5ATMの防水 スポーツモード:150種類以上 対応ストラップ:多い | OS:Android 8.0以降、iOS12以降 5ATMの防水 スポーツモード:150種類以上 対応ストラップ:多い フラッシュライト有 Alexa対応 |
→ 先発品である「Smart Band 8」のほうが優れている点は多いです。ただし、Activeは値段を手頃にして、スマートウォッチ入門としては十分な機能を持ち合わせています。
目立つところでは環境光センサーなし、バンドディスプレイやスポーツモードが少なめって点です。
導入
開封
無事に私の元に届きましたので、早速開封します。
- 製品本体
- マグネット式充電ケーブル
- セットアップマニュアル(多言語)
が含まれています。
サイズ・デザイン
製品仕様によるとスマートウォッチ本体のサイズや重量は、
- 縦:42.81mm
- 横:25.42mm
- 厚さ:9.99mm(センサー部を除く)
- 重量:約 26g(バンド含む)
とのことです。
簡易的に測りましたが、おおよそその通りです。
厚さはセンサー部を入れると、1cmを超えてきます。
本体のデザインはシンプルで、余計なものがついていないため、腕に付けていて邪魔になりません。スマートウォッチは腕に付けている時間が長いため(基本的にお風呂や寝ている時も付けている)、軽量で疲れないっていうのはポイントが高いです。
ところで、上記の画像だと、シンプルなバンドディスプレイ(文字盤)と写していますが、本体の初期設定後(本体とスマホの同期設定後)に変更可能です。
動作確認(初期設定)
さて、初めて電源を入れる場合はどうしたらよいのでしょう?
→ 正解は充電ケーブルを接続でした!
(もしも電源を切ってしまった場合、マグネット式充電ケーブルがないと電源ON出来ないため注意が必要です!)
電源を入れると言語設定→QR読込(アプリURL)へ進みます。
QRコードをスマートフォンで読み込むと、専用アプリ「Mi Fitness」のページに飛ぶため、インストールします。その後は「デバイスを追加」より追加対応を行っていきます。
デバイスを追加する前に、「Xiaomiアカウント」の作成が必要となります。
Xiaomiアカウントの作成に少してこずりましたが、無事にデバイスを追加することが出来ました。活用準備完了です。
活用
早速活用します。
- スマホからの通知連携
- 測定結果のスマホ確認
など試していきます。具体的に何が出来るのでしょうか。
本体のディスプレイON・OFF
本体の電源が入っていれば、以下のパターンでディスプレイをONにすることが出来ます。
- 腕時計を見るように腕をぐっと顔に近づけるように動かす。
- 本体の画面を2回タップする。
- 通知などが発生したとき。
ディスプレイのOFFは、腕を元に戻したり、数秒後(デフォルト5秒)に自動的、手や指で画面を触って覆うことによって可能です(手で画面をさっと触るような操作)。
※どれぐらいの時間経過でディスプレイをOFFにするかは、設定によって10秒や1分などに変更可能です。
通知確認
スマホが通知を受けると、スマートウォッチ側にも同等の通知を表示してくれる機能です
- Mi Fitnessアプリのデバイスの通知機能より「アプリ通知」と「着信」を設定することが出来ます。
- 通知があると振動で教えてくれます。
→ 着信は数秒毎の振動、他のアプリ通知(LINE通話含む)は、1回の振動です。 - 通知内容は後で確認可能です。
日本語が化けることなく、着信相手は問題なく表示されました(上記画像は赤塗りで隠しています)。
ここで、通知関連の挙動を整理します。
種類 | 表示内容 | 振動 | 出来る操作 |
---|---|---|---|
通知全般 | 通知内容の表示 (内容が長い場合は先頭部) | 1回 | 確認 |
電話 | 着信者の表示 | 複数回 | 確認 通話拒否 ミュート |
※通話拒否=着信の終了です。
※ミュート=スマホが鳴動している場合にミュート出来ます。
すごい便利だけど予想以上に通知が多いなぁ。
通知対象のアプリを絞ろう。
通知されるアプリは初期設定のままでは、スマホの全アプリが対象となっています。そのため、結構な頻度でスマートウォッチに通知がきます。よって、対象アプリは絞ったほうが良いと思われます。例えば、
- LINE
- Gmail
等でしょうか。設定から変更しましょう。
データ測定
ここでいうデータ測定は身体に関すること、つまり健康管理のことです。
例えば、
- 心拍数
- 血中酸素レベル
- 睡眠
です。画像でもお伝えします↓。
他にも「歩数管理」「カロリー管理」「中高強度」「スタンディング」「ストレス」なども測定可能です。
※スタンディング=約1時間座ったままのときに警告してくれる。
(私はデスクワークのため、ちょくちょく警告されてしまう)
これだけの項目って、どうやって測定しているのだろう?
センサーをフル活用しつつ色々な計算をしているみたいだよ。
なお、バッテリーのところでも触れますが、あれこれ有効にしたり頻度を高くするとバッテリーの持ちは悪くなります。
ワークアウト・スポーツ・各種機能
~ここからは簡単に説明していきます~
■ワークアウト・スポートモード
ワークアウト・スポーツモードはウォーキングや各種スポーツ種別に合わせて、精度高くカロリー消費などを測定したいときに使います。運動する方の味方です。なお、スマートウォッチ側にGPSは搭載されていないため、スマートフォーンも一緒に持ち歩くことで、より精度を高く測定することが出来ます。
→ 日常的にスポーツをこよなく愛する方、あるいはしっかりと健康管理したい方向けな印象です。
■カメラ(シャッター操作)
スマートウォッチ側でシャッター操作が出来ます。3秒間のセルフタイマーも搭載されているため、いざってときに走らなくてもよさそうです。
■音楽再生
音楽の再生操作や、次の音楽に飛ばしたり、音量のミュート操作が出来ます。Aamazon Music、Youtube Musicなどなど、基本的な音楽アプリには対応しています。
■スマホを探す
スマホどこ置いたっけ・・・?
スマートウォッチ側からスマホ本体を鳴動させることで発見できます。
■天気、イベント表示、アラーム設定・・・
スマートウォッチ側で表示、設定が出来ます。
バッテリーの持ち
メーカー紹介によると、
- 通常モードで14日とのことです。
- ヘビーユースで6日とのことです。
通常モードとは、通知はONにするけど、測定は最低限(30分に1回の心拍数ぐらい)などといった設定です。
※メーカーHPに詳細な記述あり。
私が試したところ次の条件で1日で15%減りました。
- 睡眠測定ON(初期値はOFF)
- 血中酸素濃度ON(初期値はOFF)
- 心拍数ON@スマート測定
上記から血中酸素濃度をOFFにすると、1日で約10~12%減りました(3~5%改善)。
人によって差はあると思いますが、私の場合、充電回数は1週間に1回でよさそうです。(個人的に睡眠データや心拍数ぐらいは見たい)。もっと長期間使って変化がでれば更新しますね。
その他
■振動(バイブ)の大きさ
安静にしている限りは、まず気づきます。腕の骨にぐぐっと響く感覚です。
■アラームの連動は無い
スマホ本体のアラームとは連動しません。よってスマートウォッチでアラーム設定したい場合はスマートウォッチ側で設定しましょう。
■DNDって?
DNDとは、Do Not Disturbの略でおやすみモードってことです。DNDの時間帯は振動させないでってことです。なお、スマホ側の設定と連動させることも出来るようです。
■水中操作
スマートウォッチ本体の表示部が濡れているときは操作があまり利きません。表示部に水をかけると勝手にスクロールとなることもありました。
→ お風呂のときは外して充電タイムって割り切るのもありでしょう。
■本体裏センサーの緑色、赤色について
- 緑色:心拍数測定用センサー
- 赤色:血中酸素濃度測定用センサー
■画面の明るさ
調整可能で初期値は中間レベルです。
→ 部屋では丁度良い。夜中は眩しい。屋外は直に日差しがあたると少し見づらい。
本製品の場合、自動調整はありません(通常のband 8であれば機能がある)
■Google Fitと連携
Google Fitと連携可能になっていました。
連携すれば、Google Fitに集約してデータが確認できます。メリットとしては、本スマートウォッチ以外にもデータがあった場合に、Google Fitだけ見れば各種データがまとめて確認できるようにんらいます。
※ちょっとだけ個人的な要望をメモ(この価格帯ではない別の機種では一部満たされている要望もある)
- 振動回数の設定
- 水中操作の強化
- ワークアウトの自動切換え
- クイック返信
- 会話
↑将来的に同等のことが出来るスマートウォッチを入手したらレビューします。
世の中の実際の評価(Amazon)
平均評価は「4.6」という高評価!(2024年1月末)
Amazonの口コミを抜粋&要約した内容を張っておきます。
- 素晴らしい製品。
- コストパフォーマンスが高い。
- バッテリーの持ちが非常に長い(一方でバッテリーの減りが早いという意見もあり)
- 初期設定はわかりにくい。
- 文字盤の種類が少ない。
- 手首を振った際の表示がワンテンポ遅く感じる。
→ 目の前にきてから0.5秒後に点灯する感じ。
皆さん、大きな問題なく魅力的な商品として使われているパターンが多いようです。
総括とおすすめポイント
本記事ではXiaomi Smart Band 8 Activeに関して、外観~機能までをご紹介しました。
この値段でこれだけの機能が使えることにびっくりです。
正直、時計と通知機能だけでも十分に活用できると思います。健康管理用の測定はこんなことも出来るんだね、ぐらいのつもりで使ってみても良いと思います。ヘビーな使い方でなければ充電は週に1回で問題なさそうだし、1つ持っておくと各々に合った使い方を発見できそうです(万が一、ライフワークに合わなかった場合でも、約3000円だからまだ許容範囲でしょうか!)。
最後までご覧いただき、ありがとうございました!
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