Tapo C216の外観レビューと屋外設置の工夫

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屋内・屋外対応の2Kパンチルトカメラをチェック!

屋内外で使える2K画質の監視カメラ「Tapo C216」が手元に届きました。
今回は、実機をじっくり確認しながら外観レビューを行い、屋外での設置アイディアや注意点も交えて紹介します。

「どこにどうやって設置するか?」で悩んでいる方、ぜひ参考にしてください。


実機レビュー:Tapo C216の外観チェック

まずは開封して外観から見ていきましょう。

製品の箱です。
開封の儀。
付属品です。

付属品(製品構成)は次の通りです。

  • Tapo C216本体
  • 取り付け用ブラケット
  • 位置決めシール
  • 取り付け用アンカー
  • 取り付け用ネジ
  • 電源アダプター
  • USBアダプターケーブル(2m)
  • かんたん設定ガイド

サイズ感とデザイン

Tapo C216はツートンカラーの丸みを帯びたボディで、カメラらしさを抑えたやわらかい印象。

正面
後ろ

実際のサイズは以下の通りです:

  • 高さ:約10cm
  • 横幅:約8cm
  • 奥行:約7cm

手に持つと軽く、片手にすっぽり収まる程度。
下の写真では350ml缶と並べてみましたが、コンパクトで扱いやすいです。

正面
上部(取り付けブラケット付き)
横(取り付けブラケット付き)

Tapo C216 vs C222の大きさ比較

手元にあったTapo C222(屋内専用のパンチルトカメラ)との大きさ比較も載せておきます。

正面
後ろ
横向き

→ 本製品(Tapo C216)のほうが、少しだけコンパクトに感じます(くびれのせい?)。


USBポート・カードスロット部分

続いて、USBポートやカードスロット部を確認しておきます。

  • 本体下部の背面にUSB Type-Cポートがあります。
  • カメラ部の下部のゴムキャップを外すと、MicroSDカードスロットとリセットボタンがあります。

付属のUSBポートは防水パッキンが付属しており、屋外の利用を想定した作りです。

本体後ろにUSBポート(+スピーカー)
カメラ部の下部にMicroSDカードスロットとリセっとボタンがある。
付属USBポートは防水パッキンがあります。

ポイント:

  • Type-Cポートなので給電が柔軟(モバイルバッテリーでも◎)
  • microSDは最大512GB対応
128GBぐらいがコスパよし

128GBあれば連続で256時間(約10日)の記録が可能な見込みです。検知時の記録であれば、1年以上はストックできそうです。

参考:https://www.tp-link.com/jp/support/faq/3048/

※必要に応じて記録映像はスマホにも保存可能です。


取り付けブラケット

付属の取り付けブラケットを使えば壁や天井への固定が可能です。

取り付けブラケット(天井設置の場合)
取り付けブラケット(壁設置やポール設置の場合)

ブラケットには金属バンド用の穴も用意されています。
設置についてはこの後にまとめます。


屋内の卓上設置の場合

そのまま卓上設置です。
裏面に滑り止めのゴムがあるため、安定して設置可能です。

裏面です。

屋外設置アイディア

Tapo C216は屋外対応のカメラですが、設置方法によって使い勝手や視野が大きく変わります。
ここでは代表的な設置パターン3種をご紹介し、それぞれに合った工夫やビス不要の方法も紹介します。

アイディアとして色々記載しますが、標準的な設置方法以外は自己責任でお願いします。

設置例①:天井(軒下など)

天井への取り付けは、軒下やバルコニーの天井など、上から全体を見下ろせるポジションに最適です。
屋外カメラらしい視点が得られるうえ、雨に濡れにくく安心です。

天井設置のイメージです
天井設置のポイント
  • 下に広く視野を確保できる。
  • 高所なのでいたずら対策にも効果的です。

設置方法ですが、ビスを使って天井に直接固定が基本です。

ビスを使いたくない場合は?

(自己責任だけど) 色々とアイディアありそう。

  • マグネット式アダプタに固定し、金属面に張り付ける。
  • 板などの自作アダプタに固定し、3Mなどの屋外向け強力両面テープで張り付ける。

設置例②:壁面(玄関まわり・外壁)

壁への取り付けは、来訪者の確認や敷地の入り口付近の監視に最適。
パンチルト機能があるため、少し斜めに設置しても視野が補えます。

壁設置のイメージです
壁設置のポイント
  • 構造的に負荷がかかりやすいためしっかりと設置する。
  • 直射日光が当たらない位置が理想です。

設置方法ですが、ビスを使って壁に直接固定が基本です。

構造的に負荷がかかりやすいため、壁への両面テープなど利用はやめたほうがよさそうです。


設置例③:支柱・フェンス(駐車場・庭まわり)

支柱やフェンスへの取り付けは、屋外設置の中でも特にフレキシブル。
「既存の構造物を活かした設置」で、工具不要で固定できるケースがあります。

ボール設置のイメージ(1)
ポール設置のイメージ(2)
支柱やフェンスのポイント
  • 結束バンド(耐候性タイプ)や金属バンドでの固定が便利です。
  • 雨樋の支柱に固定されている方も多いですね。
  • 高さを確保しつつ、パンチルトで広範囲をカバー。

ステンレスバンドを使う場合は幅12mm以内を選びます。


設置時の注意点

  • Wi-Fi接続が安定する場所か?(屋外はルーターとの距離に注意)
  • 高さは2~3mが目安(いたずら防止+視認性のバランス)
  • 直射日光を避ける(特に夏場は発熱リスクも)
  • 夜間時の照明も考慮しておくと良い。

電源部分はどうすればいいの?

基本は屋外用の電源タップに電源アダプターを差し込み、USBケーブル経由でカメラへ給電することになります。

USBケーブルの延長はお勧めしません(動作不良になる)。
長いUSBケーブルを使うのであれば、延長ではなく、最初から5mの別売り品を使い、しっかりと防水対策しましょう。

別売り品を使う場合、接続部はしっかりと防水対策しましょう。

そもそも屋外に電源タップがない場合は次の選択肢になります。

  1. 本製品は諦めて、バッテリー駆動の別製品を利用する。
  2. 大容量モバイルバッテリーで日々充電する。
  3. 室内からUSBケーブルを配線する。

3点目のイメージ図を載せておきます。

この場合、屋内→屋外は、

  • エアコンダクト
  • 換気ダクト

を使う案が考えられます。


まとめ

Tapo C216は、外観がコンパクトで設置しやすく、防水設計とパンチルト機能を備えたバランスの良い監視カメラです。

屋外で使いたい方は、「設置場所の工夫+給電方法の確保」を意識してみてくださいね。

今後は、実際の使用感や夜間映像、通知機能についても記事で詳しく紹介予定です!

最後までお付き合いいただきありがとうございました!

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