自分自身の認識アップデートも兼ねてこの記事を書いています。
2025初期ぐらいまでは、
- Copilotは便利な補助ツール
- 本気のCLI開発や巨大コード解析はClaude Code
- エージェントも実質Copilot一択
- モデル選択肢も少ない
……みたいな空気感があったと思います。
しかし、2026前半の現在、かなり状況が変わってきました。
特に、
- モデル選択肢の増加
- マルチエージェント化
- Copilot CLIの進化
- 長考(Reasoning)の強化
このあたりが一気に進み、「最近のCopilot、かなり強いな……?」と感じる場面が増えてきました。
今回は、ローカル利用(VS Code / CLI)前提で、最近のGitHub Copilot事情を整理してみます。
※ github.com 上でも色々できますが、今回は触れません。
2025初期ぐらいのGitHub Copilotを振り返る
少し前までのCopilotは、かなりシンプルでした。
当時は、
- 実質GPT系中心
- エージェントもCopilot主体
- IDE補助感が強い
- CLI体験は限定的
という印象。
もちろん便利ではあったのですが、巨大コードベース解析や長考タスクでは、Claude Code側がかなり強かった印象があります。
特にCLI体験。
Claude Codeは、
- ターミナル中心
- 自律的な解析
- 長時間の思考
- 巨大リポジトリ探索
が非常に強力で、
「Copilotとは別カテゴリのツール」
という雰囲気すらありました。
2025〜2026前半で何が変わった?
ここ1年ぐらいで、かなり世界が変わりました。
モデル選択肢が一気に増えた
2025初期ぐらいから、GitHub Copilotでも徐々に複数モデルが扱えるようになってきました。

以前は、
- 「Copilot = GPT系」
という印象が強かったですが、最近ではかなり幅広いモデルを利用できます。
例えば、
- GPT
- Claude
- Gemini
- Grok
など。
モデルごとの個性も強く、
- コード生成が得意
- 推論が強い
- 長文理解が強い
- 会話が自然
など、使い分ける時代になってきました。
「CopilotはGPT専用ツール」という認識は、かなり変わってきたように感じます。
2026年2月頃からマルチエージェント化
さらに大きかったのが、マルチエージェント化。
2026年2月頃から、VS Code上でも複数エージェントを扱える流れが強くなってきました。
例えば、
- Copilot Agent
- Claude Agent
- Codex Agent
など。
以前は「Copilotが全部やる」感が強かったのですが、最近はエージェントごとの役割や特性を意識する場面が増えています。
しかも、これらをVS Code上で自然に扱える。
IDE統合の強さは、やはりGitHub Copilot陣営の大きな武器だと感じます。

よくマルチエージェント化が出来たものだ。

MSはAnthropicに巨額の出資を2025年末にしているので、何かあったのかもね。
Copilot CLIの登場と進化

2026年2月にGAとなったCopilot CLI
以前のCopilotはIDE中心の印象が強かったのですが、最近はCLI側もかなり本気。
特に、
- CLI自動化
- 巨大コード解析
- 長考タスク
- ターミナル中心の操作
が強くなってきました。
さらに、Reasoning Effort(考える深さ)を指定できるのも面白いポイント。
「軽く考える」
「しっかり長考する」
みたいな調整ができるようになり、かなり“AIに仕事を任せる感”が増してきています。
Claude Codeとの差は縮まった?

少し前までは、
- 本気でCLI開発するならClaude Code
- CopilotはIDE補助
という印象がかなり強かった。
でも最近は、正直そこまで単純ではなくなってきました。
Copilot側も、
- CLI
- 長考
- 巨大コード解析
- エージェント化
- マルチモデル
を急速に強化しています。
以前ほど、
「Claude Codeだけが圧倒的に先を走っている」
とは言い切りにくくなってきました。
ただし、Copilot CLIにはまだ制限もある
面白いのが、Copilot CLIもかなりClaude Codeに近づいてきていること。
例えば、
- サブエージェント的な動き
- 長考
- CLI中心の操作
など。
かなり“追従してきた”感じがあります。
ただし、現状ではエージェント選択の自由度には差があります。
例えばCopilot CLIでは、内部的なエージェントはCopilot系に固定されており、Claude AgentやCodex AgentをCLI側で自由に切り替える感じではありません。
このあたりは、今後さらに進化しそうな雰囲気があります。
現時点のざっくり整理
| 実行環境 | エージェント | モデル | 特徴 |
|---|---|---|---|
| VS Code + Copilot | Copilot Agent / Claude Agent / Codex Agent | GPT / Claude / Gemini / Grok など | IDE統合が強い、日常開発向き、OSSコード活用など |
| Copilot CLI | Copilot Agent | GPT / Claude / Gemini など | CLI自動化、長考、巨大コード解析 |
| Claude Code | Claude Agent | Claude | CLIネイティブ、自律性、巨大コード解析に強い |
単純な上下関係というより、
- IDE重視
- CLI重視
- 自律性重視
- コスト重視
など、用途で選ぶ時代になってきた印象があります。
コスト面も少し変わってきた
GitHub Copilotは、長らく「コスト効果が非常に高い」のも魅力でした。
ただ、2026年6月頃から料金体系の見直しも入り、以前ほど「圧倒的に安い」とは言い切りにくくなってきています。

もちろん依然として強力ではあるのですが、
- どのモデルを使うか
- 長考をどれだけ使うか
- CLI主体か
などで、考え方も少し変わってきそうです。
まとめ
2025初期ぐらいの感覚で止まっていると、最近のGitHub Copilotはかなり驚くと思います。
特に、
- モデル選択肢の増加
- マルチエージェント化
- CLI進化
- 長考対応
このあたりは、かなり大きな変化でした。
もちろん、Claude Codeは依然として強力です。
ただ、以前ほど単純に、
「Claude Codeが圧倒的、Copilotは補助」
という構図ではなくなってきたように感じます。
最近は、
- IDE統合
- CLI
- 自律性
- 長考
- コスト
- モデル特性
などを含めて、「用途で選ぶ時代」になってきたのかもしれません。



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