AWS EC2 vs レンタルサーバのコスト

IT雑記
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WordPressというブログシステムがありますが、このプラットフォームにAWSのEC2を利用した場合、レンタルサーバを利用した場合、どの程度のコスト差があるんだろう。

ふと気になったので書いてみます。2022年2月時点の情報です。レンタルサーバは色々とありますが、ここではエックスサーバを選びます。

(なかなかの強引。そもそも比較の土台が違う気がするけど…)

コスト計算の結果と方法

結果としてEC2の方が高いです。
特に通信費が高いです。

EC2運用コスト構成

AWSのEC2インスタンス運用におけるコスト構成の大部分は以下要素です。

  • インスタンスタイプ(CPUやメモリ)
  • EBS(ディスク容量)
  • EC2→インターネットデータ転送

EC2運用コスト計算

同等のスペックでEC2を作成した場合のコストを計算していきます。

  • インスタンスタイプ「Linux:c5a」(CPU4コア、メモリ8GB)
    → 0.192$/時間 * 24時間 * 1ヶ月(30日) = 138.24$/月
  • EBS「gp2」(300GB)
    → 0.12$/1GB月 * 300GB = 36$/月
  • データ通信
    → 0.114$/G * 900GB * 1ヶ月(30日) = 3078$/月

合計3200$(1$=100円換算で32万)になりました。

レンタルサーバより高いのは予想出来たけど、AWSのデータ通信費ってこんな高いのね。大容量ファイルをアップしていて、たくさんアクセスきたら結構ヤバい。

データ通信量は極端な利用量として、それを差し引いても約170$になるので安くはないね。ただ、EC2はレンタルサーバと違って汎用的に使えて、サーバの作成や削除も迅速にできたりと高いなりのメリットはあるけど。。

バックアップ費用

上記のEC2試算には含めていませんが、実際にはバックアップ(スナップショット)を行う必要があります。計算すると「0.05$/月 × (300GB+差分) = 月15$以上」が別にかかります。

(ご参考) AWSサービス「Lightsail」の場合は?

Amazon Lightsail は、使いやすい仮想プライベートサーバー (VPS) インスタンス、コンテナ、ストレージ、データベースなどを費用効果の高い月額料金で提供します。

Amazon Lightsail(月額3.5ドル〜の仮想プライベートサーバー:VPS)| AWS
Amazon Lightsail は、コンテナなどのクラウドリソースを予測可能な低価格で簡単に管理できる、使いやすい仮想プライベートサーバー (VPS) です。

比較するのは難しいですが、それなりのスペックになると、それなりのコストがかかります。ただし、転送料金はかなり抑えられています。

Lightsailのプラン抜粋。

一番安いプラン($3.5)でもWordPressであれば動くため、まずは練習してみたい場合にLightsailを使ってみるという選択肢もあるかもしれません。

(ご参考) AWS支払いにリザーブドプランを使う

リザーブドインスタンスは、オンデマンドインスタンスに比べて料金が大幅に割引 (最大 72%) となります。さらに、特定のアベイラビリティーゾーンにリザーブドインスタンスを割り当てると、容量が予約されるため、必要な時に安心してインスタンスを作成することができます。

Amazon EC2 リザーブドインスタンス料金表 | AWS

例えば、Linux@c5a.xlargeリザーブド1年間前払いだと
0.113$/時間 * 24時間 * 1ヶ月(30日) = 81.36$/月 になります(オンデマンドの場合は138.24$だった)。

長く使うことがわかっているなら、リザーブドインスタンスは是非検討したいです。

レンタルサーバの場合

比較対象のレンタルサーバは「エックスサーバ」という会社のスタンダードプランとします。

■スタンダードのスペック抜粋

  • CPU:6コア(リソース保証)
  • メモリ:8GB(リソース保証)
  • ディスク容量:300GB(SSD)
  • データ転送:無制限

「スタンダード」プランの場合、長期契約すると1カ月辺りの料金は「990円(税込)」になります。また初期費用が約3000円かかりますが、キャンペーンで無料のことも多々あります。

補足事項
  • 自動バックアップも料金に含まれています。
  • 2022/3/1よりデータ転送量は無制限となりました。以前はスタンダードの場合で「900GB/日」でした。

用途が限られるならレンタルサーバも選択肢

WordPressを立ち上げたいという用途であれば、レンタルサーバーが確実に安い結果になりました。レンタルサーバは色々な会社さんがありますが、エックスサーバーもその1つです。

無料お試し期間もあるため、使ってみて肌に合わないのであれば、すぐにやめることが出来ます。また、契約するにしても1カ月利用から契約できますので、リスクは少ないと感じます。


エックスサーバー

個人利用でAWSは課金が怖いからこうゆうのあると助かる…。

また、こういったレンタルサーバの利点として、ドメイン取得等も合わせて簡単に実施できる点です。キャンペーンでドメイン更新料が無料等も実施されています。

(考察) レンタルサーバが安い理由

レンタルサーバってなぜに安い?

私の考察(というよりも推測?)は次の通りです。

  • 他社とのコスト競争のため。(レンタルサーバの会社は有名どころでも10社以上。)
  • 大部分の利用者はヘビー利用ではなく全体リソースのバランスをとっている。(大部分の利用者がヘビー使いしたらサーバ運用は破綻すると思う。初心者がヘビーユーザを支えているような感じ。)
  • 自前の機器・回線があって安く提供出来る。
  • ユーザサポートの品質は安定しない・・・かもしれない。(口コミでそうゆうのを見かけることがあります。)

まとめ

最後に本記事の内容をまとめます。

  • EC2、レンタルサーバの運用コストを試算しました。
  • 通信量は極端な条件ですが、EC2では月額32万超え、レンタルサーバでは月額980円という結果になりました。
  • 用途が限られるなら(さらに個人利用なら)レンタルサーバが良い選択肢です。

最後までご覧いただき、ありがとうございました。


エックスサーバー


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