パンチルト対応の屋外監視カメラ「C5xxxシリーズ」のリリースが早いですね。
C500 → C510w → C520WSと3種類目となりました。
本記事では、
- 本製品「C520WS」の特徴
- 従来機種との違い
を、わかりやすくご紹介します!
以下、目次となります。
C520WSの特徴
公式サイトのデータを元に主な特徴をお伝えします。
◇夜間の撮影に強く
F値1.6の明るいレンズを搭載したことによって、暗い場所でもより明るく撮影することが出来るようになりました。
※従来機種「C510W」と同じように赤外線LEDや白色LEDは搭載しています。LED照射しなくても、より綺麗に撮影できます。「Full-Color Night Vision」と呼ばれています。
◇防水性アップ
従来機種はIP65でしたが本製品は「IP66」です。
例えば、従来は雨が強風と共にガンガン当たる場所はNGだったのですが、IP66の場合、これがOKになったということです。これによって設置場所の自由度が拡大しました。
◇接続の安定性が向上
- LANケーブルを接続出来るようになりました。
- Wifiアンテナを外側に2本搭載して無線接続時の安定性が向上しました。
TapoシリーズはLAN廃止したのかと思った。
そうだね。使わない場合は邪魔になるので選択出来ると良かったけど。
※なお、Wifiの強さについては日本は規制が強いため、劇的には強くなっていないと思われます(なお、アメリカは日本の数倍の出力が許可されているため本製品だと150m届くんだとか・・!)
◇ パトロールモードを搭載
巡回して監視してくれる「パトロールモード」がC520WSに搭載されました。
従来までもパンチルト&自動追尾によって、相当の範囲を網羅できたけど、それは検知できた場合や手動で動かした場合に限りました。C520WSでは自動で巡回するため、常に広範囲で監視できます。
!!!
(ちょっとメタルギアを思い出しました)
なお、C500やC510Wには無かった次の機能もあります。
- ライン通過検知
→ 動体検知でも十分ですがある範囲を超えた場合に検知する機能です。 - AI検知
→ 動体が人物、車両、動物なのか分析してくれる機能です。
→ これら機能ですが、最近はアップデートによってC500(V2)、C510Wで可能なようです。
従来機種との違い・選択肢
現時点(2023年9月)で従来機種より約2000円~3000円程度アップしていますが、この価格差の魅力はあるのでしょうか?
仕様面の比較
C5XXシリーズの仕様面を中心に変更点をピックアップします!
項目 | C500 (V2) | C510W | C520WS |
---|---|---|---|
大きさ | 123.8 x 123 x 90mm | 123.8 x 123 x 90mm | 123.8 x 123 x 90mm |
解像度 | 1080p Full HD (1920 x 1080px) | 2K 3MP (2304 x 1296px) | 2K QHD 4MP (2560 x 1440px) |
視野角 | 水平に360° 垂直に130° | 水平に360° 垂直に130° | 水平に360° 垂直に130° |
レンズ F値 | 2.0 (推定) | 2.0 (推定) | 1.6 |
Wifi | ○ | ○ | ○ (外付け2本) |
有線 LAN | × | × | ○ |
赤外線 LED | ○ | ○ | ○ |
白色 LED | × → ○ | ○ | ○ |
他機能 (一例) | 自動追尾 アラーム : | 自動追尾 アラーム : | 自動追尾 アラーム AI識別 パトロール : |
防水防塵 | IP65 | IP65 | IP66 |
保証期間 | 1年 | 1年 | 1年 |
※細かいですが、C520WSは動画撮影のフレームレートが高くなっています(従来より滑らかな動きで記録可能ということ)。
※Wifiの速度は最高解像度で記録するなら設置場所で10MBpbs程度の速度が出ると安心します(公式サイトによると1080P画質なら2-2.5Mbps程度あると安定とのこと)。
- QAPモードってあるのかな?
- A
ありません。
インターネット接続が必須です。ただし、一時的なインターネット接続の切断であれば、問題なくSDカードに記録してくれます。
選択肢
2023年9月時点はC500、C510W、C520WSの全てが絶賛販売中です。
私(あなた)にお勧めなのはどれか!?
※個人的な分析ですが、参考程度にはなると思います。
C500
C510W
C520WS
まとめ
C520WSの特徴・他シリーズとの比較を主に取り上げました。
- C520WSはパンチルト型の屋外監視カメラの最新型(2023年9月時点)であり、レンズ、機能、防水性など強化されています。
- 現時点(2023年9月)で約1万円ですが、予算が許すなら後悔しない選択肢になりえます。
前機種の詳細レビューがあるため、こちらも参考にしてください。
最後までご覧頂き、ありがとうございました!
コメント
コメント失礼します。
「未来工業 PV4B-ANF1K 露出用四角ボックス」に直接取り付けできることは可能でしょうか。
こんにちは。
四角ボックスが手元にないため、断定は出来ませんが、取り付け可能だと考えます。
・四角ボックスのビス止め可能エリアは約9cm。
・カメラのベースサイズは9cm以内。
→ビス4本を問題なく止めることが出来てボックス中心からケーブルを内部へ引き込める。
返信いただきありがとうございます。
ベースサイズが不明なため、助かりました。
ありがとうございます。