2023年4月16日(日)にIPA主催の「ITサービスマネージャ」を受験しました。
→ (追記) いきなりでアレですが落第してます!
ITサービスマネージャとは、一言でいえば「ITサービスの安定提供を約束する仕事人」です。言い換えると、システム開発で言う「サービスデスク」や「運用保守」のリーダ、とりまとめの人です。
初の挑戦です。
本記事は、私の「回答内容&感想」を晒すページです!
- 勉強方法とか対策方法は、ここでは載せていません。
- もしも合格したら別ページに載せます。
(→ 今回は叶わなかったね)
(需要あるのかな、このページ・・・。)以下目次です!
午前2
今回も序盤含め、見たことがない問題がちらほら・・・。
でばなをくじかれる思いです(序盤はよくある)。
回答した後に思ったのが、去年と全く同じ問題は出題されないけど、同じような問題が出題されることはあるんだね!って点です。
例えば、
◇令和4年の問21は「メモリインタリーブの説明はどれか」
◇令和5年の問21は「メモリインタリーブの説明として、適切なものはどれか」
回答の選択肢も似たような内容でした。
⇒ つまり、直近の午前2過去問を対策しても、無駄にはなりません!
そんなこんなで自己採点結果は「18/25」。合格ラインですが、ここ最近の午前2では個人的に低い点数です。今回は午前2の対策時間を少し減らした(午後の対策時間を強化)ので当然でしょう。
⇒ 後日追記:試験結果は「72点」でした。
午後1
まさに最近の流行ってテーマになっています。
- AI活用
- 情報セキュリティ
- DX
といっても、難易度や解き方は従来と変わっていない印象です。ITサービスマネージャになりきって解いていくのみです。
直感で問1、問2を選択しました。
午後1 問1
AIを使ったシステム監視の改善に関する次の記述を読んで、設問に答えよ。
設問1 [システム監視の改善]について答えよ
(1) 本文中の下線(ア)について、現実的な改善策とならなかった理由を、25文字以内で答えよ。
私の回答:業務影響有インシデントを防ぐための対応ではないから
→ 90%では既に影響あるだろうと思っての回答・・・。ちょっと表現が微妙だけど、部分点もらえるかな?
公式解答:インシデント対応を行うための時間が減少するから
→ こりゃだめだ。
(2) 表4中の項番1について、監視画面に”指定する基準値”を超えた旨の警告のメッセージが出力された場合、監視チームが確認すべき内容を、20字以内で答えよ。
私の回答:しきい値が超えていないことを確認する。
→ ちょっと自信が無い。実際にチームがやることって具体的な数値確認じゃないのかな。
公式解答:Rソフトが設定したしきい値の妥当性
→ これもだめか。
(3) 表5中の a に入れる適切な数値を答えよ。
私の回答:71
→ 平均を出して+5すればいいんだよね。
公式解答:71
設問2 [Rソフトの検証]について答えよ。
(1) 本文中の下線(イ)について、除外日の設定を考慮する必要がある理由を、50字以内で答えよ。
私の回答:年末年始は休業日のため生産システムが利用されないことでCPU使用率の平均が低くなってしまうから
→ 言いたいこと伝わるかな。論点は外れてないはず。
公式解答:勤務日のCPU使用率より低い休業日のCPU使用率を学習すると、設定されるしきい値が下がるから
(2) 本文中の下線(ウ)について、作業の負担を減らすことが可能であると判断した理由を、40字以内で答えよ。
私の回答:しきい値超えが発生した場合にイベント情報を記録する作業が不要になるから
→ 作業の記述は他に無いので、想像より安定の抜粋型にしておいた。だめかな?
公式解答:イベント情報の記録が自動化され、イベント記録簿として出力できるから
設問3 [インシデント発生の未然防止への活用] について、本文中の下線(エ)で、業務影響有インシデント発生の兆候を早期に発見できると考えた理由を、CPU使用率の推移の観点から、40字以内で具体的に答えよ。
私の回答:動的しきい値監視のためCPU使用率の異常傾向を早く検出できるから
→ 抜粋&加工の回答で。伝わるかな。
公式解答:(以下の2パターン)
・CPU使用率が同じ曜日、同じ時間帯と違う傾向にあることを検知できるから
・CPU使用率70%以上が1時間継続する状態を、監視チームが発見できるから
感想:平均的な難易度なんだろうけど、私にとっては少し難しく感じた。けど、半分ぐらいはとれたかな?(半分じゃだめ、6割以上じゃないと)
午後1 問2
情報セキュリティの管理に関する次の記述を読んで、設問に答えよ。
設問1 [ログ管理方法の見直し] について答えよ。
(1) 表2中の a に入れる適切な字句を、25字以内で具体的に答えよ。
私の回答:時間軸での事象発生の流れを正確に把握
→ これはほぼ抜粋型で点もらえるじゃないでしょうか。
公式解答:(以下の2パターン)
・時間軸での事象発生の流れを正確に把握
・時系列でインシデント状況を正確に把握
(2) 表2中の下線(ア)について、ログ管理システムのサーバを設置する場所は、図1中のどのセグメントが良いか。答案用紙の”LAN1・LAN2″のいずれかの文字を○印で囲んで示せ。また、情報セキュリティ管理の観点から、そのセグメントとする理由について、40字以内で答えよ。
私の回答:LAN2
LAN1及びLAN3だけからアクセス可能なセグメントだから。
→ 冒険しないで単純な抜粋回答にした。
公式解答:LAN2
内部セグメントは、外部から攻撃を受けにくく、ログの改ざんから守れるから
(3) 表2中の b に入れる具体的な対策内容を、図1中の字句を使って30字以内で答えよ。
私の回答:クラウド事業者のストレージサービスにも保存。
→ 事業継続計画じゃないけど、「も」ってのがポイントのつもり。
公式解答:ストレージサービスを使って、バックアップを保存
設問2 [インシデントの発生とその対応について] について答えよ。
(1) 本文中の下線(イ)について、業務再開後に当該業務ツールが再び過検知されないために必要な対策の内容を30字以内で答えよ。
私の回答:当該業務ツールを検知対象外としてLソフトに登録する
→ そのまま抜粋。
公式解答:当該業務ツールの実行ファイルをLサーバに登録する。
(2) 本文中の下線(ウ)について、情報システム部が実施する具体的な手順を50字以内で答えよ。
私の回答:営業員から業務ツールを入手してLソフトに検知対象外に登録後、M氏に連絡する
→ (1)と同じような回答になってしまったがどうだろう。現実的には営業員からの業務ツールが本当に安全かはわからないから・・・とかも考えたけど、(そう考えさせる記述は無いため)深読みは避けて、このような抜粋ベースの内容にまとめた。
公式解答:完成した業務ツールをLソフトでテストし、検知した場合は安全かどうかの判定をL社に依頼する。
→ こりゃだめだ。単純な抜粋&加工じゃだめ。
設問3 [発生したインシデントの振り返り] について、本文中の下線(エ)で保守契約を見直す内容を40字以内で答えよ。
私の回答:当日中にインシデントの解決方法を決定できない可能性があるから
→ 観点は間違ってないと思うから点は貰えるんじゃないかな…。
公式解答:解析依頼時刻が18時以降の場合、L社の回答が翌営業日になる可能性があるから
感想:これも平均的な難易度だろうか。
問1、問2に関して、部分点が貰えるという楽観的な考えならば、60点いったかな・・・?
・・・後日公式サイトの解答例を載せましたが、比べると結構差があって凹みます。こりゃ無理かもしれません。
⇒ 後日追記:試験結果は「62点」でした。
午後2
問1はイメージ出来ない部分があったため、問2を選択した。
問2:リリース及び展開の計画について
私の回答したポイントは次の通り
- 大きな変更管理が発生して、性能とかのリスクがある。
- リスクを軽減させよう。
案としてWEBサーバ毎に段階的に展開する、展開や切り戻しにツールを利用する、特徴を意識したテストを重点的に実施する。案のメリットやデメリットに少し触れつつ、その案が本対応に通用する根拠などを書いていく。 - 評価として展開速度はあがってリスクの軽減はできた。課題はツールの習得コストがあるけど資料化して整備しよう。今後も顧客や利用者のためにリリース速度を上げていきますよ。
うーん・・・。
言いたいことはわかる。リスクの内容が展開の効率化に上書きされそうな内容になってる。これ書きながら今思ったもんな。
けど、評価Bは行ったと思う(Bじゃ落第じゃん!)。
後は全体の平均調整と、採点者様にお気持ちが伝われば、評価Aになる可能性はあるあ・・・るよね。
結果出ました(2023/6/29追記)
残念!不合格!
また来年頑張ります!!
- 午前2:72点
- 午後1:62点
- 午後2:D
※D = 「内容が著しく不十分である。問題文の趣旨から著しく逸脱している」
◇次回、自分自身への備忘録↓↓↓
- 前回同様に2月過ぎには少しずつ勉強開始しよう(試験日は2024年4月21日だと思う)。
- 全体のプロセスを統合した形でもっと理解しておく。
→ 登場人物と役割、その流れとか。
まとめ
今回は2023年のITサービスマネージャ試験の自己回答&感想を備忘録的に書いてみました。
もしも「合格」することがあったのなら(もちろん合格したい)、勉強方法とかはちゃんと記事にします。
あと、ITサービスマネージャ試験、どうして不人気なのがよくわかりません。
結構ためになると思うんですが・・・。
最後までご覧いただきありがとうございました。
コメント