Tapo パンチルト対応の監視カメラには「自動追尾」機能が搭載されています。
例えば、C2XXシリーズ、C5XXシリーズ、C6XXシリーズは、パンチルト&自動追尾に対応しています。
今回は、Tapo C216を使い、屋内でラジコンを走らせてどのくらいスムーズに追えるのかを検証してみました。
※Tapo C216については次の記事が参考になります。
パンチルト対応カメラとは
パンチルト対応とは、カメラの首を左右(パン)・上下(チルト)に動かせる機能のこと。
固定カメラと異なり、広い範囲をカバーできるのが特徴です。

Tapo のパンチルト対応機ではこの動作に「自動追尾機能」が組み合わさり、動く被写体をカメラが自動で追ってくれます。
自動追尾機能を試してみた
今回は、屋内でラジコンを走らせて自動追尾の性能をチェックしました。
ラジコンが動き出すと、Tapo C216はすぐに動体を検知し、カメラが滑らかに追従します。特に遠距離・中距離では、被写体をしっかりと捉え続け、映像の途切れも少ない印象でした。
しっかり追える距離と限界
ただし、ラジコンがカメラのすぐ近くを通ると、追尾が一瞬途切れる場面も見られました。これは、被写体がフレームの端を素早く通過すると、カメラの認識範囲を一時的に外れてしまうためです。
つまり、「やや距離をとった位置で動く対象」を追うのが得意という印象。
実際の設置においては、カメラの数メートル先を映すことが一般的であるため、人物や車などを動く被写体なら十分です。

意図的にカメラ近くを高速で横切られたら振り切られちゃう。

(アクションゲームか何か・・・)
まとめ
Tapo監視カメラの自動追尾は、遠距離・中距離での動きには非常にスムーズで、ラジコンのような動体も十分追える性能でした。
ただし、次の注意点があります。
- カメラのすぐ近く(近距離)では、追尾が途切れやすい。
- 画像判定を元にしているため、明るさ不足だと、正常に追尾出来ない。
注意点を考慮したうえで、設置位置と距離を工夫すれば、ペットの見守りや室内の動き検知など、幅広い用途で活躍できるでしょう。
Tapo監視カメラには今回紹介したパンチルト型に加え、固定設置型、バッテリー&ソーラーパネル駆動型など、各種ニーズを満たす製品が盛りだくさんです。次の記事は一覧比較になっており、是非参考にしてください。




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