Tapo C460でWi-Fi未到達エリアの定点監視にチャレンジ!

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~トレイルカメラとしての活用も視野に~

今回は、TP-Linkのバッテリー式監視カメラ 「Tapo C460」 を使って、「Wi-Fiが届かない場所での定点監視」にチャレンジしてみました。

Tapo C460は、

  • 4K対応
  • バッテリー駆動
  • ソーラーパネル対応

という特徴をもち、電源のない屋外でも設置しやすいカメラです。

◇ Wi-Fi未到達エリアでの定点監視とは?
→ 要は「リアルタイムでの映像確認はできないけれど、録画だけは続けておいて、あとでカメラを回収して映像をチェックする」という使い方です。

これはいわゆるトレイルカメラ的な運用とも言えるかもしれませんね。

※本記事は「実験的に試してみた!」という内容です。今後のアップデートなどで仕様が変わる可能性もありますので、ご了承ください。


定点監視が可能だと判断できる理由

バッテリー式でも“24時間録画相当”が可能!

C460には、定期撮影(数秒ごと)を繰り返してタイムラプス化する機能があります。
このモードを活用すれば、バッテリー消費を抑えつつ、24時間監視のような映像を記録することが可能です。

しかも、動きがあった場合は自動的に通常録画へ切り替わる仕組みもあります。これにより、重要な瞬間はしっかり録画される仕組みになっています。


Wi-Fiが届かない場所でも録画できる

通常、C460がWi-Fiに接続できないと本体ステータスLEDが赤く点滅します。

「接続できてない=動作していないのでは?」と不安になりますが、実は内部ではしっかり録画が続いているんです!

オフラインだけど動いてます。

通信がない=スマホからは見えない状態ではありますが、カメラ単体で動作を続けてくれるのは大きなポイントです。

※今回は、Wi-Fi範囲外だけでなく、明示的に通信を遮断した状態でも録画が続くことを確認しました。

Wifi機器の設定画面です。
Wifi機器の設定画面です。

実際にやってみた!定点監視はできるのか?

結論から言うと、定点監視、ちゃんとできました!

カメラをWi-Fiの届かない屋外に設置して、数日間放置 → 回収して映像チェック…
見事に録画されていました。

(それにしても高画質です)

一点注意点があります。

「動体検知OFF」にしていたはずなのに、動きがあった場面では通常フレームでの録画が行われていました。本来は24時間キャプチャモードだけでいいはずなので、これはやや想定外です。今後のアップデートで修正されると嬉しいですね。

参考までに夜間の録画も載せておきます。


バッテリーはどのくらい持つ?

もちろん気になるのはバッテリー持ち
環境によって差は出ると思いますが、今回の実験ではおおよそ以下のような結果でした。

  • 1日あたり約1~3%程度の減少
    → 理論上、仮に3%であれば、1か月前後の連続録画が可能という計算になります。

ただし、初期段階ではバッテリーの減り方が緩やかだったり、キャプチャ間隔や検知モードの有無によっても消費は変動します。安定運用を狙うなら、ソーラーパネルの併用がベストでしょう。

※上記は10秒毎に記録した場合です。満充電から1週間で3%しか減ってませんでした。しかもソーラーパネル未接続の状態です。いいもち具合。


最後に

ということで、Tapo C460を使って「Wi-Fiの届かない場所」での定点監視にチャレンジしてみた結果、想像以上にうまくいきました!

Tapoシリーズの中でも、このC460は特に“屋外+定点+長期間運用”という条件に強い一台です!

正直・・・これが正式に「トレイルカメラモード」としてサポートされれば、新たなニーズを掘り起こせるんじゃないかな…と本気で思っています。

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