監視カメラを選ぶとき、「解像度」や「〇MP(メガピクセル)」という表現を見かけたことはありませんか?
これは「同じ画面の中に、どれだけ細かい情報が詰まっているか」を表すものです。
言い換えれば、ドット(点)の密度が高いほど、細かい部分まで見える=情報が多いということ。
この記事では、監視カメラでよく使われる解像度の種類や、それぞれのメリット・注意点を分かりやすく解説します。
🔍 解像度とは「情報の細かさ」
1つの映像は、小さなドット(点)の集合でできています。
このドットの数が多いほど、映像は細かく、文字や顔の輪郭もくっきり。
逆に少ないと、ぼやけて見えることがあります。

📊 よく使われる解像度の比較表(Tapo製品を基準に)
解像度の名称 | 解像度(px) | メガピクセル数 | 32GB SDカードの 録画時間(15fps) |
---|---|---|---|
1080p Full HD | 1920 × 1080 | 約2MP | 約96時間 |
3MP | 2304 × 1296 | 約3MP | 約64時間 |
4MP(2K QHD) | 2560 × 1440 | 約4MP | 約48時間 |
5MP(3K) | 2880 × 1620 | 約5MP | 約36時間 |
8MP(4K UHD) | 3840 × 2160 | 約8MP | 約24時間 |
✅ 解像度が高いことのメリット

- 細かい部分まで記録できる
→ 顔の特徴、車のナンバー、小さな動きなどを捉えやすい - ズームしても荒れにくい
→ 録画をあとから拡大しても、ある程度の精細さが保たれる - 安心感が違う
→ 何かあったときに証拠として使いやすく、信頼性が高い
⚠️ 高解像度の注意点(デメリット)

- 録画データのサイズが大きくなる
→ 同じ容量のSDカードでも、保存できる時間が短くなる - 通信容量も増える
→ クラウド保存やスマホでのリアルタイム閲覧で、通信量が増加する可能性あり - 処理性能が必要
→ 高解像度はカメラ本体の処理負荷も高くなるので、安価なモデルではうまく動かないことも
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📝 まとめ
高解像度の監視カメラは、しっかりと記録したい場所にぴったりです。
ただし、録画時間の短縮や通信量の増加など、気を付けるポイントもあるため、設置場所や目的に合わせた解像度選びが大切です。
「何を、どれくらいの期間、どのくらいの精度で残したいのか」
これを基準に、自分に合ったカメラを選んでみてくださいね。
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