Agent DVR + Tapoを活用(1):録画発展編

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前回の記事では、Tapoの映像を手っ取り早くパソコンで視聴&録画する内容を紹介しました。

今回は録画をもう少し深堀します。

  • 時間指定の録画
  • 検知時に録画

などに触れていきます。

おさらい

まず、Tapoの映像をパソコンで視聴するためには次の設定が必要でした。

  • TapoアプリでRTSP用のユーザ名、パスワードを設定し、IPアドレスもチェックしておく。
  • パソコンにAgent DVRをインストールし、デバイス追加を行う。

あとからデバイスを編集するためには、画面左下の「デバイス編集」から行います。

Are you ready?

時間指定の録画(スケジュール)

例えば、「常時録画したいけど録画時間は9時~17時にしたい」とかです。

早速設定しましょう。

  1. デバイス編集 → 右上メニューで「スケジュール」を選びます。
  2. 構成、設定をクリックして時間を選択します。
    指示は「録画:開始」を選びます。

現時点(2024/11)で翻訳が適当なので補足します。

  • 太陽 → 日曜日
  • 結婚した → 水曜日

※ところどころ怪しいので言語設定を英語にしたほうが誤解ないかも・・・。

同じように「録画:停止」ためのスケジュールも追加します。

以上の設定で、毎日9時に録画開始し、毎日17時に録画停止とするスケジュールの完成です。

一度設定しておけば、ブラウザを閉じていても録画されます。

検知時に録画

例えば、「映像に動きがあった場合に録画したい」です。

早速設定しましょう。

  1. デバイス編集 → 右上メニューで「検出器」を選びます。
  2. 検知対象ゾーンは色付きで設定し、検出器は「単純」を選択します。

検出ゾーンは「♺」のクリックで一括設定できて、そこから対象外エリアを消しゴムで消すようなことが出来ます(ちょっと操作性悪いですけど)。

色々な検出器がありますが基本は「通常」を選んでおけば無難です。

以上で基本設定は完了です。
動きが検知された際に、録画開始されれば成功です。

続いて、感度調整について説明します。
「単純」選択の「歯車」アイコンをクリックすると、感度の設定が可能です。

  • デフォルトは20~100です。
  • 感度を5~100とかにすると小さい動きでも検知してくれます。

ここで、検知時の記録について補足します。
→ デフォルトは検知直後に記録開始です。

検知の数秒前から映像を残したい場合は「バッファ」値を調整します。
→ デバイス編集 → 録画メニューより設定可能です。

上記設定の場合、最小記録時間は15秒、バッファは5秒のため、検知してから最低でも20秒の動画が残ります。検知が継続していれば都度時間は延長され、それなりに長い動画が残ります。

録画に関するいろいろ

録画映像のサイズを変える

通常はストリーム映像がそのまま記録されるため、サイズ変更やフレームレートの変更は出来ません。
※「録画」設定で「生のレコードストリーム」が選択されている場合です。

そこで・・!
サイズなどを変更するためにはエンコーダー設定で”エンコード”を指定します。

  • 映像を変更しながら保存するため、パソコンのCPUパワーを少し使います。
  • 注意:エンコード時の録画対象は”ライブ”の映像です。
    → ライブ映像の解像度が低い(荒い)と、荒いまま記録されます。

まずは解像度の設定です。

  1. デバイスの編集 → 右上のメニューより「調整」を選びます。
  2. サイズ変更を有効にし、幅で「1280」などと入力します。

この段階でライブ映像の横の解像度は1280になります。

続いて、エンコーダーの設定です。

  1. デバイスの編集 → 左上メニューで「録画」を選びます。
  2. エンコーダーで「エンコード-タイムスタンプ/オーバーレイを含みます」を選択します。

この画面からエンコードに関する次の設定も可能です。

  • 最大フレームレート
  • 画質

など。画質は高度な設定から選択可能です(1~10でデフォルトは5)

Q
解像度を変更して録画する理由って?
A

例えば、解像度を小さくすれば録画データは削減できます。より多くの録画データをたくさん残すには有利ですね。

録画データの上限など

録画データは検知時や最大記録時間の設定に沿って分割して保存されます。
例えば、最大記録時間が900秒(15分)の場合、60分の連続映像は4つファイルに分割されて保存されます。

Q
録画データはどれぐらい保存できるのか?
A

パソコンのディスク容量が許す限り、いくらでも保存可能です。

ただし追加設定することで、次のことが可能です。

  • 監視デバイスに対する録画データの最大値を設定する。
  • 録画データの保存期間を設定する。

この設定はデバイス編集 → ストレージから可能です。

ストレージ管理をONにして、’最大サイズ’、’最大年齢’を設定します。
※翻訳が相変わらず適当ですが’最大年齢’ = ‘最大保存期間’です。

まとめ

本記事では、

  • 時間指定で録画する方法
  • 検知時に録画する方法
  • 録画映像のサイズ変更や保存量の調整

についてご紹介しました。

これが出来るだけでパソコンでの映像記録やデータ管理の幅が広がりますね。
今後も楽しい活用方法をご紹介予定です。

最後までお付き合いいただきありがとうございました!

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