AWS WorkSpacesをweb accessで試す

AWS
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試したいこと。

  • WorkSpaces(windows 10)を起動したい。
  • ブラウザ(web access)で接続したい。

荒い内容となりますが、試した結果を残しておきます。

以下、目次となります。

早速試します。

全体の流れ

  • ディレクトリを構築
    → 今回はSimple ADを使いました。
  • WorkSpaceを構築
    → StandardスペックのWindows 10をチョイス。
  • WorkSpaceにブラウザ経由でログイン

ディレクトリ構築

WorkSpacesのディレクトリメニューを選択し「ディレクトリの作成」より構築を進めます。

ディレクトリの作成。

今回はSimple ADを構築しました。

→ サブネットは異なるアベイラビリティゾーンで2つ利用します。この辺りが不完全だと「登録済み」状態はFalseのままです。

作成できました。

続いて、Web Accessを試したいのでディレクトリの「Web Access」設定を有効にしておきます。この設定がないとブラウザ経由でアクセス出来ません。

設定変更。

WorkSpaces構築

続いてWorkSpacesを構築していきます。

Workspacesの作成。

構築自体は次のステップで進めます。

WorkSpacesの作成ステップ。

ところでWorkSpacesのWeb Accessに関する公式情報は次のページにあります。

WorkSpaces ウェブアクセス - Amazon WorkSpaces
WorkSpaces Web Access をセットアップして使用します。
気をつける点
  • PCoIPプロトコルでは繋がない組み合わせがあります。
    → WSPプロトコルを使っておきましょう。コピペとかも出来ます。

構築してから利用可能になるまで約「20分」程度かかります。結構長く感じますが気長に待ちましょう。

ステータス「使用可能」になるまでそこそこの時間がかかる。

Workspacesにブラウザ経由でログイン

以下のサイトに接続してログインします。

Amazon WorkSpaces Client Download
Amazon WorkSpaces makes it easy to access your Windows environment on any device. Download the client for Android, iOS, ...

ただし、次の準備が必要です。

  • 登録コードを準備する。
  • 新規ユーザの場合、パスワードの初期設定が必要になる。

作成したWorkSpacesに「ユーザーを招待」という項目あるためクリックすると、次の画面が表示されます。

ユーザの招待。

では早速アクセスしてみます。

接続開始。

→ もしも、全然接続出来ないでタイムアウトになる場合は「PCoIPプロトコル」を使っている可能性もあります。見直しましょう。

問題なければ数秒後に以下の「Connecting」画面に進みます。

接続中。
ログイン直後の画面。

Hello WorkSpaces!!

システム情報を確認してみます。

Windows10環境ですがシステム上は「Windows Server 2019」です。
→ Windows ServerがWindows 10 デスクトップエクスペリエンスを提供している構成のため。

WorkSpaces補足事項

  • 今回はWeb Access(ブラウザ経由)でしたが、PCにクライアントツールを導入して接続する手段もあります。
  • 2023年9月時点でWindows 11は選択出来ません。
    → ライセンス持込ならば出来るようですが、詳細は未調査。
  • WorkSpacesのWindows 10は実質的にはWindows Serverベースです。

まとめ

Amazon WorkSpacesを構築してブラウザ接続(Web Access)してみました。ディレクトリの事前準備が必要になるものの、ディレクトリさえあれば、すぐに構築できるのは心強いです。

最後までご覧頂きありがとうございました!

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