Tapo C610 KIT |ソーラー給電で電源いらず、どこでも設置できるスマートカメラ

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屋外カメラの設置で一番の悩みは「電源の確保」。
そんな悩みを解消してくれるのが、2025年10月30日に発売の「Tapo C610 KIT」です。

有線モデルのTapo C510Wをベースに、バッテリーとソーラーパネル給電を採用したことで、完全ワイヤレス運用が可能になりました。屋外の壁面や軒下、支柱など、電源が取りづらい場所でも簡単に設置できます。

この記事では、C610 KITのスペックや特徴、設置ポイント、そしておすすめの使い方をまとめました。


C610 KITのスペックや外観

項目内容
発売日2025年10月30日
実売価格約15,180円
撮影解像度2K(3MP:2304×1296)
フレームレート15fps
視野角対角100.6°
F値F1.6
カメラ本体サイズ130.88 × 116.09 × 84.06 mm
カメラ本体重量約429g
夜間撮影○ 赤外線LED・白色LED対応
音声入出力・サイレン
Wi-Fi○ 2.4GHz
LANポート×
AI検知動体・人物検知
記録ストレージmicroSD(最大512GB)
Tapo Care(有償クラウド)
防水・防塵IP65
電源USB Type-C(ソーラーパネル給電対応)
付属品カメラ本体
ソーラーパネル(A201)
台座類
USBケーブル
ネジ
位置決めシール
ガイド

◆ 本体は比較的コンパクト
あまり主張がないデザインですっきりとコンパクトです。

大きさイメージ(公式サイトの動画から拝借)

◆ 保存方法
映像はmicroSDカード(別売)または有償クラウド「Tapo Care」に保存できます。microSDは最大512GBまで対応しています。

◆ 記録ストレージであるMicroSDカードは別売りです(128GB程度がコスパ良し)

容量128GBであれば256時間の記録が可能。(1日10分の記録であれば、約3年分はストックできる計算です)

※録画は連続録画、検知時録画が選択可能です(スケジュール設定も可能)。

Q
IP65とは?
A

IP65は「粉塵の侵入を完全に防ぐ」+「あらゆる方向からの水の噴流に耐える」という規格です。雨風やホコリには強く、屋外設置に安心。ただし水没や強い水圧は避けた方がいいでしょう。


C610 KITの魅力

ソーラー給電でノンストップ稼働

本体に大容量バッテリーを搭載し、ソーラーパネルからUSB Type-Cで充電できます。
これにより、配線を引けない場所でも長期間の運用が可能です。

さらに、パン(左右360°)・チルト(上下130°)対応で、1台で広い範囲をカバーできます。自動追尾やパトロール機能も搭載し、スケジュール録画も可能です。

高画質&夜間もくっきり

2K画質。

2K(3MP)解像度とF1.6の明るいレンズ、スターライトセンサーで、夜間でもカラー撮影が可能です。
暗闇でも白色LEDや赤外線LEDが自動で点灯し、人物や動きをしっかり記録します。

左:カラーナイトビジョン、右:赤外線ナイトビジョン

赤外線ナイトビジョンはモノクロ映像となりますが、明るく光りません。

スマホアプリで手軽に管理

専用のTapoアプリで、録画確認・検知通知・スケジュール設定などを簡単に操作できます。

簡単操作で録画データを確認。

動作検知時にはプッシュ通知も届き、外出先から映像をリアルタイムで確認可能。

通知。

AlexaやGoogleアシスタントとの連携にも対応し、音声操作もできます。

AIとモーションセンサーで賢く検知

モーションセンサーとAI検知を組み合わせ、人物だけを識別して通知。
車道が近い場合でも「アクティビティゾーン」を設定することで、誤検知を減らせます。

アクティビティゾーン(検知エリア)設定

便利な付加機能

双方向通話機能やサイレンアラームも搭載。来訪者対応や防犯にも活躍します。


設置ポイント

設置パターン

大きく2パターンあります。

  1. カメラ+ソーラーパネル併設:同一壁面などにまとめて取り付け。配線が短く見た目もすっきり。
  2. 分離設置:カメラを日陰、ソーラーパネルを日当たりの良い場所に設置。効率よく充電できます。
パターン1(カメラ+ソーラーパネル併設)
パターン2(分離設置)

カメラ本体は、支柱設置にも対応(12mm幅以内のバンド2本で固定可能)です。

両面テープでの固定は落下の恐れがあるため非推奨です。

DIYの範囲ですが、次のような製品を組合せると、ソーラーパネルも支柱に固定出来そうです。

設置時の注意

モーションセンサーの正常稼働のために、いくつか条件があります。
  • カメラは水平に設置し、逆さまにしない。
  • 約20度の角度で見下ろす位置に設置すると検知精度が上がります。
  • ガラス越しの設置はNG。センサー反応が鈍くなります。
  • モーションセンサーは「横切る動き」に強く、「正面からの接近」にはやや弱めです。これはバッテリー式特有の仕様です。

よくある質問

Q
電源はUSBですか?
A

はい。USB Type-Cポートを採用しています。ソーラーパネルまたはUSBケーブルで充電できます。

Q
インターネットは必須ですか?
A

はい、Wi-Fi(2.4GHz)接続が必要です。
なお、一時的な切断があった場合でも、MicroSDカードへの記録は行われます。


最後に

Tapo C610 KITは、電源ケーブルを引けない場所でも設置できるソーラー給電タイプのスマートカメラです。
360°見渡せる視野と2K高画質、AI検知、ナイトビジョンといった機能を備えつつ、消費電力はわずか5V 1A。省電力かつ高性能なバランスが魅力です。

こんな人におすすめ

  • 駐車場や庭など、屋外を常時見守りたい人
  • 電源の確保が難しい場所にカメラを置きたい人
  • 夜間もカラーでしっかり記録したい人
  • 設置自由度とスマート機能の両立を求める人

「屋外にもう一台、安心を。」
Tapo C610 KITは、そんなニーズに応えてくれるスマートなセキュリティカメラです。

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