Googleの「検索ハブ」対応でAndroidでも実用的に!
Eufyのカード型紛失防止タグ「SmartTrack Card」に、待望のアップデートがやってきました。
2025年5月に発売された最新モデルでは、Googleの「検索ハブ」ネットワークに対応。
従来モデル(2023年発売)はBluetooth範囲内でしか探せませんでしたが、今回のモデルではスマホが近くになくても、他のAndroid端末経由で場所が特定できるようになりました。
これはまさに、Appleの「AirTag」に近づいた形。
しかも、カード型で財布にピッタリ入り、バッテリーは約3年持続と、非常に実用的です。
スペックや外観
まずはスペックから簡単に整理します。
項目 | 内容 |
---|---|
製品名 | Anker Eufy SmartTrack Card (Android向け) |
発売日 | 2025年5月 |
サイズ | 約85×54×2.4mm ※クレジットカードサイズ |
重さ | 約12.4g |
バッテリー | 内蔵 ※交換不可・約3年持続 |
防水規格 | IPX4 ※生活防水レベル |
接続方式 | Bluetooth UWB (予定) |
対応アプリ | Find Hub Eufy Security |
対応端末 | Android |
続けて、開封~外観チェックまで。
簡単な日本語説明書も付属しています。
続いて手元にあったSuicaとの比較です。
- カード型いうだけあって縦横はほぼカードサイズです。
- 厚みはSuicaでいえば2枚分でしょうか。

お財布に入れるのであればカード2枚分増えるんだなぁとイメージいただければOKです。
実際に使ってみた
セットアップはかんたん
本体3秒押下で起動します。
Googleの「Find Hub」アプリを入れておいて、Bluetoothを有効にしていれば、すぐに登録可能です。
→ 画面下部にひょっこり表示されるため、登録を進めればOKです。




表示を見逃してしまった・・・!

再度3秒押下したり、設定のデバイスからも追加可能でした。

利用開始までの敷居が低すぎます。とっても簡単でした。
操作もシンプルで直感的
アラームを鳴らしている様子です(音が出ます)。
- 財布に入れておけば、スマホから音を鳴らして探せます。
- 近くでも遠くにある場合でも、おおよその場所がわかります。



上の絵はBluetooth圏内にある場合の詳細検索です。
- 距離(電波の強さ)に応じて表示が変化します。
- 将来的にUWB正式対応すれば、方角や距離も表示されるでしょう。
★スマホのBlueToothが届かない場所にある場合もGoogleネットワークを使って、おおよその場所がわかります。

これが2023年版と2025年版の絶対的な違いです。
リセットについて
ペアリング中でも手動でリセットが可能。
(6回クリックして6回目はそのまま押しっぱなし)
これにより、別のスマホへ切り替えて使うこともできます。
可能であればペアリングを解除してからリセットしましょう!
本製品の優位性は?
Eufyアプリの活用
実は、Googleの「デバイスを探す」だけでも基本的な機能は使えます。
Eufy Securityアプリを入れることで、以下の追加機能が使えます:
- カード本体からスマホを鳴らせる(逆探知)
- 「置き忘れ通知」がオンにできる
- デバイスを最大6人まで共有できる
- 本体ファームウェアのアップデート



注意点:
アプリ容量が少し大きめで、バックグラウンド動作による電池消費もあります。
アップデートの時だけアプリを入れる、という使い方でも良いかもしれません。
アラーム音の調整ができる!
地味に嬉しい機能として、「音量調整」があります。
Eufyアプリから大・中・小の3段階で音の大きさを選べるため、静かな場所やうるさい場所に合わせた運用ができます。

最後に
2025年モデルの「Eufy SmartTrack Card」は、Androidユーザーにとって待望の“検索ハブ対応”モデルです。
AppleのAirTagと比べても、カード型の薄さと扱いやすさは大きな魅力。
財布やカードケースに入れておけば、紛失時の安心感が大きくアップします。
「探せない不安」を解消したい方には、ぜひおすすめしたい一枚です。

Find Hubに対応した類似製品をご紹介します。
- Pebblebee(ペブルビー)
→ 本製品同様のカード型ですが充電可能でLEDライトも搭載します。 - Mili Mitag
→ 小型の丸形でボタン電池式ですがコストパフォーマンスが高いです。


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