Anker カード型の紛失防止トラッカー(Android利用中心)

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Ankerのカード型紛失防止トラッカーを買ってみたのでご紹介します。

  • 2023年に発売した「Eufy SmartTrack Card」です。
  • 電池寿命は最大3年間で充電は出来ないタイプです。

Androidの「デバイスを探す(Find My Device)」はまだ未対応です。
※2025年春に専用品が出るようです。

パッケージ(表)
パッケージ(裏)
内容物(本体、説明書、クリップ)
どんな商品
  • 正式名称は「Anker Eufy Security SmartTrack Card」です。
  • カード型のため、お財布等に入れることも容易です。
  • 無くしてもスマホで探すことが可能です(逆にスマホを探すことも可能)
    → Androidの場合だと限界があります。

本記事では「Android」スマホの場合を中心にご紹介していきます。

※iPhoneであれば「探す」機能でカード本体が遠くにあっても現在位置の特定が出来ますが、Androidは出来ません!(最後に通信が途絶えた位置はわかる)

以下、目次です。詳しくご紹介していきます。

基本スペックと外観

基本スペックは公式サイトにも記載されていますが、次の通りです。

項目内容
サイズ約 85 × 54 × 2.4 mm
重さ12.4g
電池寿命最大3年(交換不可能)
防水対応IPX4(水滴ぐらいはOK、水没はNG)
保証期間最大2年間

カード本体の大きさを一般的な電子決済カード(ここではSuica)と比べてみます。

  • 表面の大きさはほぼ同じです。
  • 厚みはSuicaの約2倍~2.5倍です。
表面の大きさ比較
厚みの比較

Androidの場合は「Eufy Security アプリ」が基本となり、出来ることは次の通りです。

  • 持ち物を探す機能
    → Bluetooth圏内でカードを鳴らすことが出来ます。
  • スマホを鳴らす機能
    → Bluetooth圏内でカード側のボタンを押下するとスマホを鳴らすことが出来る機能です。
  • 置き忘れ通知
    → Bluetooth圏外になると通知される機能です。
  • デバイス共有
    → 複数アカウントで共有出来ます。

※スマホのbluetooth機能は必須です(基本的にONにしておく必要あり)

早速試します

Android初期設定

早速スマホにアプリ「eufy Security」をダウンロード&インストールします。

続いて以下の手順で対応していきます(アプリ内で指示されるため簡単です!)

  1. 会員登録
  2. デバイス追加@Smart Tracker
  3. カードのボタンを長押しして認識させる
  4. カードのアップデート(必要に応じて)

以下、ご参考までにスクリーンショットを何点か載せておきます、とても分かりやすかったです。

アプリをインストールしてから会員登録します。
デバイスを追加していきます。
Smart Trackerを選択します。
カード本体を長押しします。
カードの追加に成功しました。
自動的に本体のアップデートが行われました。

早速使える状態になりました。基本機能を試していきます。

スマホからカードを探す

早速、Androidスマホからカードを探してみます。

メイン画面&ここから探せます(省略してますが地図もあります)
  • アプリにカードの場所が表示されます。
  • カードの場所が見つけられない場合は、音を鳴らすことが出来ます。
    → うるさい場所だと気付きにくい可能性はありますが、静かな場所ならば十分に聞こえます。普段、家の中でどこだっけ?って時にも使えそうです。
カードの位置算出について

実際にはカードの場所というより、Bluetooth接続したスマホの場所です(カード自体に位置情報検出の機能はついていない)。だからアプリ上で表示される位置は、Googleマップの位置情報と完全に同じです。

Bluetooth圏外の場合は?

最後に圏外になった場所が表示されるよ。


→ 誰かが持ち運んだりした場合は厳しいですが、その場所に戻ってBluetooth範囲内になれば、望みがあります。範囲内なのに見つけられない場合は、音を鳴らしてあげれば見つかるでしょう。

カードからスマホを探す

カードを2回「カチカチ」っとクリックすると、スマホから音楽を鳴らすことが出来ます。

以下のパターンがありえます。

  • 探す → 見つかった(スマホで操作)
  • 探す → キャンセル(カード長押し)
  • 探す → 見つからない(タイムアウト)

本機能はスマホがマナーモードになっていても鳴らすことが可能です。

スマホを探す注意事項

以下の条件を満たす必要があります。

  • Bluetooth圏内であること。
  • Android8以上であること。
  • アプリで機能を有効にして位置情報が常に許可されていること。
  • アプリの省電力モードが対象外になっていること(常にバックグラウンドに常駐してもらう必要がある)
常に常駐してほしいので、バッテリーの「最適化しない」にする。

置き忘れ通知

2023年7月時点はベータ機能ですが、スマホとカードの距離が開く(Bluetooth圏外)になると、スマホにプッシュ通知してくれる機能です。

Push通知がきます。

→ 通知があった場合は迅速に元の場所に戻りましょう。

Bluetoothの距離

公式サイトによると「最長80mが目安となりますが、室内でご使用の場合は約10〜15mが目安になります。また、ご使用環境、障害物により異なります。」とのことです。

実際に試しましたが、

  • 遮蔽物がなければ50m程度は可能です。
  • 建物内にカードがある状態では建物から10m程度離れると、置き忘れ通知が発動しました(bluetooth圏外)。

(参考) Androidスマホで位置検索

残念ながら現時点はBluetooth範囲”外”でおおよその位置を探すことは出来ません。
→ 補足します。接続が途切れた位置はわかるけど、カードが移動した場合にその移動先まではわかりません。

※iphoneの場合は周辺のiphoneネットワークを使った「探す」機能でカードの現在の位置を探すことが出来ます。

そうなんだ・・・。

だからこそ、Androidの「デバイスを探す」機能の拡張が求められます。

※この手の内容は色々と推測もされており、将来的にGoogleTag、PixelTag、AndroidTag(名前は適当な思いつきであり願望でもあります)といった製品がリリースされ、本製品にも拡張されればとても素敵です。頑張れAndroidネットワーク!
※2024年4月にデバイスを探す(Find My Device)が発表されました。対応予定とのことですが、本製品の対応はまだです!

まとめ

薄いカード型で色々な場所に使えそうなため、ちょっとした忘れ物防止には役立つこと間違いなしです。それだけだけでなく、自宅内でどこだっけ?という普段使いにも使えそうです。

  • スマホ操作でカードを鳴らすことが出来ます。
  • 逆に、カード操作でスマホを鳴らすことも出来ます。
  • Androidの場合Bluetoothの範囲が前提です。
    → iphoneを持っていれば「探す」機能を使うことが出来るため、Bluetooth範囲外であっても、おおよその位置を特定することが出来ます(本記事では未検証)。

お値段も手ごろなため、Amazon等はセールになっていることもあります。iPhoneユーザであれば、AirTagよりも安く厚みもないため、代用も選択肢です。

最後までご覧いただきありがとうございます!

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