MiLiからAndroidの「デバイスを探す」に対応したスマートタグ「MiTag(MiLi Android)」登場!

5.0
Gadget-other
この記事は約6分で読めます。
記事内に広告が含まれています。

従来のAndroid向けスマートタグはBluetoothに依存しており、スマホ本体とタグが離れすぎてBluetooth圏外になると、その先の追跡ができませんでした。

しかし、MiLiの新製品「MiTag(MiLi Android)」はGoogleの「デバイスを探す」ネットワークに対応。AppleのAirTagと同様に、世界中のAndroidデバイスを利用して位置情報を確認できます(中国、イラン、北朝鮮など一部地域を除く)。

さらに、Google認定の製品であり、安心して使用できます。ただし、対応するAndroidのバージョンは9以降となっているため、古いデバイスを使用している場合は注意が必要です。

MiTag(MiLi Android)の基本スペック

付属品

今回、私は4個入りを入手しました。

MiTagの付属品
  • 本体(電池は既に入っている)
  • Ring
  • マニュアル
パッケージ表
パッケージ裏
付属品

スペックやサイズ感について

  • サイズ(mm):38 × 38 × 9
  • 重量:9g
  • 電池タイプ:CR2032(交換可能)
  • バッテリー使用時間:約1年
  • 伝送距離:80~100m(オープン環境)
  • 防塵防滴:IP67
  • ブザー:○
  • LED:○
  • UWB:×
  • 認証:FCC ID、CE、ROHS、UKCA、PSE、CB
サイズ感1
サイズ感2
サイズ感3

MiTagはApple AirTag(直径31.9mm、厚さ8.0mm)と比べて一回り大きいサイズです。また、500円玉と比べても二回りほど大きくなっています。

ただし、本製品はチェーンなどを通すための穴が開いており、追加アクセサリーを購入せずに簡単に取り付け可能。AirTagではカバーを別途購入する必要があるため、この点は大きなメリットです。

穴の大きさ
紐を通してみた状態です。

また、本体中央にはボタンがあり、電源ON/OFFなどの操作が可能です。

早速試してみた

セットアップ

MiTagのセットアップにはGoogleの「デバイスを探す」アプリを使用します。専用アプリは不要です。

  1. Bluetoothと位置情報を有効化
  2. MiTagのボタンを1回押して電源をON(ビープ音が鳴る)
  3. Androidスマホ上にポップアップ表示されるのを待つ
  4. 表示されたMiTagをタップし、ペアリングを完了
ポップアップ→接続。
接続中です。
確認&ペアリング完了。

※ポップアップが表示されない場合、スマホを再起動して再試行するか、設定→Googleの「すべてのサービス」→「接続済みデバイス」→「付近のデバイスのスキャンを有効」にすることで、リストに表示されることがあります。

Googleサービスのデバイスをタップ。
デバイスにあった。

位置の確認

MiTagの最大の魅力は、Bluetooth圏外になっても位置を確認できる点です。試しにスマホを持たずにMiTagを移動させてみると、位置情報の追跡が可能でした。

Bluetooth県内の場合です。
Bluetooth圏外でも動いた!

AppleのAirTagでは当たり前の機能ですが、Androidユーザーにとっては感動的です。

仕組み上、周りにAndroid端末(Ver9以降&Bluetooth有効)が無いと、キャッチしてくれません。人通りが多い場所では、すぐにキャッチしてくれますが、過疎な場所では難しいこともあります。

アラームの確認

「デバイスを探す」アプリから音を鳴らすことが可能です。

音量はそれなりにありますが、騒がしい環境では聞き取りにくいかもしれません。とはいえ、普通の屋内環境であれば問題なく聞こえるレベルです。

実際には10秒間の間に13回アラーム音が鳴ります。

操作おさらい

◇ 電源オン:MiTagのボタンを1回押す(ビープ音が鳴る)

ビープ音いうても、少し不思議な音色です

◇ 電源オフ:MiTagのボタンを5秒間長押し(ビープ音が2回)

◇ リセット:「デバイスを探す」アプリから削除し、MiTagのボタンを6回素早く押します。長いビープ音が鳴るとリセット完了です。

譲渡時はリセットを忘れずに。ただし、本製品はリセットせずとも新しい機種とペアリングできる場合があるようです・・・。

リセット・紛失・電池交換など

Q
リセット方法は?
A

「デバイスを探す」アプリからMiTagを削除した後、ボタンを6回押し、長いビープ音が鳴るとリセット完了です。

Q
紛失時の対応
A

「デバイスを探す」アプリでMiTagを選択し、「紛失としてマーク」を有効にすることで、見つかった際に通知を受け取れます。また、連絡先情報を追加しておくと、他のユーザーが発見した際に連絡をもらいやすくなります。

Q
家族で共有
A

「デバイスを探す」アプリでMiTagを選択し、「デバイスを共有」をタップすれば、家族で位置情報を共有できます。

Q
バッテリー交換
A
  1. 本体の側面にある穴を見つける
  2. マイナスドライバーなどのオープナーを使用して開ける
  3. CR2032バッテリーの+極を上向きにセット
開けたところです。
電池はCR2032です。

(参考) MiLiとは?

MiLiは、中国のShenzhen Hali-Power Industrial Co., Ltd.が展開するブランドで、すべての製品はCE、RoHS、FCC、ULなどの国際認証に合格しています。

また、MiLiのスマートタグはApple向け製品も提供しており、AppleのMFi認証も取得している信頼性の高い企業です。

(参考) 類似品との比較は?

pebblebee(カード型)と比較してみますね。

そもそも形状が違いますが比較です。
比較項目MiTag (Android)Pebblebee
コスト安い普通
検索性能普通普通
アラーム
LED×
充電× (電池交換式)
iPhone対応×

こうして見るとMiTagはボタン電池にして、LEDなどを排除することで、コストを抑えているのかな?と感じます。基本的なタグとして利用する分には十分ですね。

他にMiTagで気になる点(比較)
  • アラーム音量は少し控えめ
  • ペアリング解除せずにリセットが出来てしまう

まとめ

  • Googleの「デバイスを探す」ネットワークに対応!
  • Bluetooth圏外でも位置を追跡可能!
  • 手頃な価格で高機能、コスパ抜群!

Androidユーザー待望のスマートタグ「MiTag(MiLi Android)」、ぜひ試してみてください!

コメント

Top
タイトルとURLをコピーしました