【レビュー】MiLi LiTag Android専用スマートタグ登場!Google「デバイスを探す」に対応したコンパクトタグ

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MiLiからAndroid対応の小さめスマートタグ「LiTag」が登場しました。
Googleの「Find My Device(デバイスを探す)」ネットワークに対応し、鍵や財布、バッグに取り付けるだけで、紛失時にも素早く場所を確認できます。

AirTagと同サイズで、Androidユーザー待望の“使いやすいスマートタグ”といえるでしょう。
今回はそんなLiTagの実機をレビューしていきます!


LiTag Androidの基本スペック

スペックやサイズ感について

本体です。
本体(側面)です。

本体側面に電源ボタンがあり、操作は物理的に行います。

項目内容
サイズ32 × 32 × 8 mm
重量約7g
電池CR2032(交換可)
バッテリー寿命約1年
通信距離約80〜100m(見通し環境)
防塵防水IP67
ブザーあり
LEDなし
UWB非対応
対応OSAndroid 9以降

以下はMiTag、LiTagとの比較画像ですが、確かなコンパクトサイズになっています!

左側が本製品「LiTag」
左側が本製品「LiTag」

なお、500円玉と比較すると一回り大きい程度でした。

500円玉と比較。
500円玉と比較。

付属品

  • 本体(ストラップ付き)
  • 簡易マニュアル
外箱
中身です

※電池は最初から入っています(稀に電池切れのことあり・・・)


早速使ってみた!

セットアップ手順

  1. 事前準備として、AndroidスマホのBluetoothを有効にして、「Find Hub」をインストールしておくこと。
  2. LiTagのボタンを1回押して電源ON(ビープ音が鳴る)
  3. スマホに「新しいデバイスが見つかりました」とポップアップ表示 → タップして接続
ポップアップからの追加!
すぐに追加できた・・・!

うまく表示されない場合は、スマホを再起動したり、「Google → すべてのサービス → デバイス」からスキャンを実行しましょう。

Google→デバイス
ここから探すこともできる。

簡単ですね?
スムーズなら1分かかりません。


基本機能「位置を確認」

Bluetooth圏内であれば、その信号を元に位置情報が表示されます。

位置情報の表示

そして、LiTagを別の場所(BlueTooth圏外)に移動しても、「最後に検知された位置」が地図上に表示されます。
Bluetooth圏外でも確認できるのは嬉しいポイント!

これがAndroidネットワークによる検知!

AirTagでは当然の機能かもしれませんが、Androidユーザーとしては新鮮な体験です。月額費用はかかりません。


音を鳴らして探す

「Find Hub」アプリ上から音を鳴らすことができます。
実際に鳴らしてみた様子を載せておきます。

  • Mitagでは「ピ・ピ・ピ」でしたが、Litag(本製品)は「チャラチャラチャラ・・・」って感じ。
  • 絶対的な音量は、Mitagと同等です。
  • 騒がしくない場所であれば、鞄の中にあっても気づけそう。

近距離探索モード

「付近を探す」モードを使えば、スマホとの距離に応じて「遠くにある」「近くにある」などの表示が出ます。

付近を探すを選択する。
遠く。
近く(数m)
かなり近く(1m程度)

UWB(超広帯域)には対応していませんが、音とこの表示でおおよその場所は特定可能です。値段を考慮すれば十分です!


操作おさらい(覚えておきたい)

操作内容方法
電源ONボタンを1回押す(ビープ音1回)
電源OFFボタンを5秒長押し(ビープ音2回)
リセット「Find Hub」から削除後、ボタンを6回連打 → 長いビープ音

譲渡や売却時にはリセットをお忘れなく。
ただし、「Find Hub」から削除してなくても、新しいスマホには接続可能です。

◇ 以下、電源OFFの様子

◇ 以下、リセットの様子

譲渡や売却時にはリセットをお忘れなく。
ただし、Find Hubから削除せずに本体リセットでも、他のスマホで使えました。


よくある質問

Q
紛失した場合は?
A

「紛失としてマーク」することで、GoogleのFind My Deviceネットワークを通じて、他のAndroid端末がLiTagを検知した場合に通知が届きます。連絡先情報を追加することも可能です。

Q
家族で共有できる?
A

はい。「デバイスを共有」機能を使えば、家族やパートナーとLiTagの位置情報を共有可能です。複数人での管理にも便利。

Q
電池交換は?
A

裏面をスライドして開けると、CR2032ボタン電池の交換ができます。「+極」が上になるようにセットし、目印に合わせて再度閉じます。

電池交換の様子。
目印に合わせて閉じること。

※結構開けづらいです。マニュアルには両手か鋭利なものを使って開けてと書いてあります。


(参考)LiTag Duoとは?

LiTag Duoは、AndroidとiPhoneの両方に対応した「Dual System」モデル。
キーリングが付属しています。

ただし、AndroidとiOSの両方で同時には使えない点には注意。
機種変更をよく行う人や、家族間で異なるOSを使っている人におすすめです。


(参考)MiLiってどんなブランド?

MiLiは中国・深センの企業「Shenzhen Hali-Power Industrial Co., Ltd.」が展開するブランドで、CE、RoHS、FCC、ULなどの国際認証を取得済み。

Appleの認定(MFi)も受けており、品質には定評があります。
Android向け製品でも、このLiTagのように高品質・高コスパな商品を出しています。


まとめ

  • ✅ Android 9以降で使えるスマートタグ
  • ✅ Googleの「デバイスを探す」ネットワーク対応
  • ✅ 防水・電池交換OK、コンパクトでAirTagと同サイズ
  • ✅ しかもお手頃価格!

Androidユーザーで「AirTagのようなタグが欲しい」と感じていた方にとって、LiTagはまさに理想的な選択肢です。
MiLi、なかなかやりますね。

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