Tapo C460 Kitの設置に迷ったらこれ!外観レビュー&設置アイデア

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Tapo C460 Kitは、バッテリー内蔵+ソーラーパネル対応の完全ワイヤレス防犯カメラです。配線不要で自由な場所に設置できるのが魅力ですが、「どこに、どうやって取り付けるか?」は意外と悩むポイント。

本記事では、製品の外観チェックと、実際の設置パターンについて、実例を交えて解説します。

他のシリーズ(Tapo C425など)にも使えるテクニックです。

Tapo C460 Kitの全体的な紹介は別ページでまとめています。

製品の外観やサイズ感などを確認

開封の儀・・・は簡略化します。

箱です。
開封の儀。

製品の箱には色々入ってますが、主要部品は

  • カメラ本体
  • マグネット台座
  • ソーラーパネル(台座付き)

です。

※他にUSB延長ケーブル(約4m)、各種ビス、防水パッキン、マニュアルなどがあります。

カメラ本体やソーラーパネルのサイズや重量

サイズ感や重量を見ていきます。

350mlのビール缶と共に、カメラ本体、ソーラーパネル(台座込)、マグネット台座を見てみましょう。

比較1
比較2
  • カメラ本体はビール缶とほぼ同じ大きさです。
  • ソーラーパネルはまぁまぁコンパクトです(このサイズでもしっかり充電可能!)。

カメラ本体、ソーラーパネル部の具体的なサイズや重量を以下にまとめます。

項目カメラ本体
(C460)
ソーラーパネル
(A201)
大きさ
(横 × 縦 × 奥)
64.8 × 64.8 × 114.6mm173.4 × 120.4 × 15.7mm
重量333g (本体)
411g (本体+台座)
310g (台座込み)
防塵防水IP66IP65
重量(本体)
重量(本体+台座)
重量(ソーラーパネル、台座込み)

参考までに、その他のサイズを測りました。

本体+台座の長さ
ソーラーパネル台座の長さ(横)
ソーラーパネル台座の長さ(縦)
  • マグネット台座を取り付けたカメラ本体の長さ:約128mm
  • ソーラーパネル台座(横):約130mm
  • ソーラーパネル台座(縦):約77mm

製品本体、ソーラーパネル、マグネット台座をチェック

◇ カメラ本体の側面には、

  • Micro SDカードスロット用のポート
  • USB接続用のポート
  • 電源ボタン、リセットボタン、スピーカーがあります。

があります。

Micro SDカードスロット用のポート。
USB接続用のポート
USBケーブル接続時の様子。

ポートの防水パッキンは取り外せません。


◇ マグネット台座

マグネット台座はカメラを固定するための便利な仕組みです。

マグネット台座
  • 非常に強力な磁石です。
  • 金属板があればペタっ!と固定可能です。
金属プレートがあれば、、
ペタっ!!

非常に手頃です。
強力なため、自然の力では外れないし、ずれないでしょう。


◇ USB延長ケーブル

Tapo C460 Kitには4mのUSB延長ケーブルが付属し、カメラ本体とソーラーパネルは離れた場所に設置可能です。つまり、カメラ本体は日陰、ソーラーパネルは日向のような汎用性の高い配置が可能です。

USB延長ケーブルです。
接続した様子。
設置イメージです。

付属のUSB延長ケーブルは防水対応の専用品です。

なお、ソーラーパネル台座にカメラを固定しない場合は、より軽いプラスチック保護プレートに置き換え可能です。

プレートは変更可能です。
プレートは変更可能です。

このとき外した金属プレートはマグネット台座の金属面に活用可能です(詳細は設置ケースの部分で触れます)。


◇ カメラマウント用の穴

実はカメラ本体の側面および底部にはカメラマウント用の穴(1/4インチ)もついています。自分でカメラマウントの準備は必要ですが、選択肢が広がります。

カメラマウント用の穴1
カメラマウント用の穴2

マウント用の機器は付属していません。

試しに手元にあったカメラマウント(自撮棒)を使ってみました。

カメラマウントの利用1
カメラマウントの利用2

ソーラーパネルの可動域

ソーラーパネルの可動域は幅広いため、設置後に調整可能です。

ソーラーパネルの可動域1
ソーラーパネルの可動域2
ソーラーパネルの可動域3

設置パターンを考える

設置の推奨事項や与えられた手段を再確認

設置の推奨事項(公式)

具体的な設置に入る前に、次の推奨事項があります。

本内容はカメラセットアップからの抜粋です。

1.カメラは次の場所に向けない。揺れる木々、路上、街灯など。

※誤検知が多いとバッテリー消費が早くなります。

2.設置角度を調整

  • 地面から2~3mの高さに設置する。
  • カメラを約15℃下に傾ける。
  • モーションセンサー部は水平にする。
  • 逆さまに取り付けない。

3.側面に取り付けること。

4.ガラス面へ設置しないこと。

必ずしも全てを守る必要はありませんが、モーションセンサーの感度が低下する可能性があります。

設置のために与えられた手段

Tapo C460では、次のような条件が揃っています:

  • ソーラーパネルの台座上にカメラ本体をマグネットで固定できる(セット配置)
  • USB延長ケーブルを使って、カメラ本体とソーラーパネルを離して設置できる(分離配置)
  • カメラ本体は、鉄面にマグネット台座で固定できる
  • カメラ本体は、別売りのカメラマウントで、壁や支柱などにも設置できる

工夫によって壁に穴を開けることなく設置できそうです。


基本の打ち付け設置

最もシンプルな方法がこちら。

  • ソーラーパネルの台座をネジで壁に打ち付ける
  • カメラ本体はその台座に固定する

この設置方法なら、日当たりの良い壁面にすっきりと収まります。半永久的な設置です。

シンプルだけど、私には敷居が高いな・・・。

そうだね。壁に打ち付けるって、勇気のいる行動に感じるね。

というわけで、

  • 壁に打ち付けたくない。
  • カメラを台座から離したい。

→ この後の「支柱を使った設置」に続きます!

支柱を利用した設置

では、もう少し自由度が欲しい人向けの方法です。

支柱にステンレスバンドで固定

  • 雨樋やポールなどの支柱に、バンド等を使ってソーラーパネル台座を固定
  • カメラ本体はその台座に取り付けてOK

ステンレスバンドが支柱に傷をつける恐れがある場合、ステンレスバンド用の保護カバーを使うと安心です。

カメラ本体を別の場所に設置したいときは?

1.壁が鉄製であれば、マグネット台座で固定できます。

固定イメージ1
固定イメージ2

鉄製の壁がなければ、ソーラーパネル台座に付属する金属製プレートを結束バンドなどで支柱に固定することで、簡易的な「鉄の壁」を作り出すことも出来ます。

金属製プレート(工夫して固定)
マグネット台座と金属製プレート

市販の鉄板を工夫して付けても良いし、ここにもステンレスバンドを使っても良い。

2.カメラマウントを使ってカメラを固定します。

カメラ本体にはカメラマウントが2箇所あるため、活用させていただきましょう。

カメラマウントの利用1
カメラマウントの利用2

Amazonなどで探すと、様々なカメラマウントが出てきます。

  • カメラマウントのネジ穴は標準的である1/4サイズです。
  • カメラ本体の重量は約330g程度のため、耐えられるものにしましょう。


設置に関するFAQ

Q
両面テープで設置できる?
A

公式には推奨されていませんが、軽量なソーラーパネルだけを仮設置する場合など、工夫次第(木製の台座などで設置面を増やす)で可能なケースもあります。ただし、風や経年劣化には注意が必要です。

Q
カメラ本体を天井の壁に固定しても良い?
A

ケースバイケースです。
マグネット台座の場合は、設置の推奨事項である「カメラを15度下に向ける」が出来ません。頑張って45度でした。よって天井利用の場合はカメラマウントが推奨と考えます。

イメージです(これ以上は水平方向にもっていけない)

まとめ

Tapo C460は、バッテリー&ソーラーパネル搭載のため、配線工事なしで多彩な場所に設置できます。この記事で紹介したように、壁への打ち付けだけでなく、

  • 雨樋などの支柱利用
  • 鉄面へのマグネット設置
  • カメラマウントの活用

などの方法があるため、「穴を開けずに設置したい!」という方にもぴったりです。設置後はソーラーパネルによって充電されるため、定期的な取り外しは不要です。

バッテリーの充電については別の記事でまとめます。

あなたの環境に合った設置方法を選んで、Tapo C460をもっと活用してみてください!

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