屋外に監視カメラを設置したいけど、いざやろうとすると「電源どうする…?」と悩む人、多いですよね。バッテリー式のカメラもありますが、連続録画ができなかったり、充電の手間が面倒だったり…。
そんな悩みを一気に解決してくれそうな新製品が、TP-LinkのTapoシリーズから登場しました。

その名も「Tapo C460 KIT」。2025年4月30日発売予定です。
このカメラ、ただのバッテリー式じゃありません。
なんと――
- 4K画質で高精細な映像が撮れる!
- ソーラーパネルで自動充電、しかも24時間常時録画に対応!
- 2.4GHzだけでなく5GHzのWi-Fiにも対応!
これだけの機能がついて、価格は19,800円(税込)とかなりお手頃。
今回はこのC460 KITの魅力や特長、設置方法、よくある質問まで徹底的に紹介します!
製品紹介
簡単にまとめると、
- バッテリー式でソーラーパネル給電にも対応した防水対応の防犯カメラです。
- 単なる録画だけではない、数多くの便利機能があります(検知設定、双方向通話、ナイトビジョン、警告アラーム・・・)

製品スペックや付属品
Tapo C460の製品スペックを類似機種と共に見てみます。
項目 | C460(本製品) | C425 | C410 |
---|---|---|---|
発売日 | 2025/4/30 | 2024/2/21 | 2024/6/14 |
実売価格 | 約19,800円 (ソーラーパネル付き) | 約14,800円 | 約9,800円 |
本体サイズ (長さ x 横 x 横) | 114.6 × 64.8 × 64.8mm | 116.2 × 64.8 × 64.8mm | 89.0 × 60.0 × 60.0mm |
本体重量 | 327g | 235g | 230g |
撮影解像度 | 4K 8MP (3840×2160px) | 2K QHD 4MP (2560 × 1440 px) | 2K 300MP (2304 × 1296 px) |
撮影範囲 | 134° | 150° | 125° |
F値 | 1.65 | 2.1 | 1.65 |
夜間撮影 | ○ ・赤外線LED ・白色LED | ○ ・赤外線LED ・白色LED | ○ ・赤外線LED ・白色LED |
音声入出力 サイレン機能 | ○ | ○ | ○ |
Wifi | ○ (2.4GHz, 5GHz) | ○ (2.4GHz) | ○ (2.4GHz) |
検知センサー類 | ・モーションセンサ (水平視野角: 120°) ・シングル周囲光センサ | ・モーションセンサ (水平視野角: 130°) ・シングル周囲光センサ | ・モーションセンサ (水平視野角: 110°) ・シングル周囲光センサ |
記録 (本体) | ○ (Micro SD Card) ※最大512GB | ○ (Micro SD Card) ※最大512GB | ○ (Micro SD Card) ※最大512GB |
記録 (クラウド) | ○ (Tapo Care, 有償) | ○ (Tapo Care, 有償) | ○ (Tapo Care, 有償) |
防水防塵 | IP66 | IP66 | IP65 |
充電ケーブル | USB Type C | USB Type B (Micro) | USB Type C |
バッテリー容量 | 10000mA/h (交換不可) | 10000mA/h (交換不可) | 6400mA/h (交換不可) |
最大駆動日数 | 200日 (1日270秒利用時) | 300日 (1日230秒利用時) | 180日 (1日250秒利用時) |
設置に関する補足 | マグネット方式で手頃。 | マグネット方式で手頃。 | 付属台座に設置。 |
Tapo C460は、屋外のバッテリー式監視カメラの中でフラッグシック機(上位機種)になります。
- Q大きさのイメージがわかない。
- A
カメラ本体は大人の手で握れるような大きさで、ソーラーパネルは手のひらぐらいの大きさです。おもちゃのような大きさですがしっかりと働いてくれます!
大きさイメージ(公式ビデオから引用)
Tapo C460の付属品は、
- カメラ本体
- ソーラーパネル
- 充電ケーブル(2種類)
- 台座(複数)
- 固定用ビスやアンカー
- 貼り付け用ガイドシート

カメラ本体の機能配置図です。


Tapo C460 KITの注目ポイント
高画質(4K・800万画素)・ナイトビジョン対応
イメージセンサー・プロセッサー・レンズの三位一体の進化により、4K(約800万画素)の高精細映像を実現しています。2025年4月時点でTapoシリーズ初の4K画質に到達しました。

F1.65の大口径レンズに加えて、スターライトセンサーを搭載し、暗所でも明るくクリアに撮影可能です。
- Qスターライトセンサーとは?
- A
高感度のイメージセンサーであり少しの光があれば夜間でもカラーで記録可能です。
夜間撮影には白色LED、赤外線LEDの利用も可能です(常夜灯などで周りに明るさがあれば不要)。

24時間録画に対応
バッテリー式は電力の制約があるため、従来24時間録画の製品は皆無でした。
本製品は、
- 大容量バッテリー
- 検知時以外の録画フレーム数を1
によって、常時録画(24時間録画)に対応しました!
検知時は15fps, それ以外は1fpsとするとは、面白い試みです。

5GHz Wi-Fiに対応
従来、Wifi対応の監視カメラは2.4GHz帯のみに対応した製品がほとんどでしたが、本製品は5GHz帯のWi-Fiにも対応しました!
- 利用可能であれば、4K動画がスムーズに転送できます。
- 電子レンジ等のノイズに振り回されることはありません。

その他の便利機能
- 柔軟な検知設定(検知エリアや感度を細かく調整可能)
- 双方向通話(外出先からカメラ越しに声をかけられる)
- ライト&サイレン機能(不審者を威嚇)
- 盗難防止アラーム(カメラの動きを感知して警告)
- アレクサ連携
- MicroSDカードの暗号化保存(情報漏洩を防ぐ新機能)



設置とセットアップ
設置は大きく3パターンあります。
- ソーラーパネルの台座にカメラを設置
- ソーラーパネル、カメラ本体を別々に設置
- カメラ本体だけを設置(適宜充電)



ある程度の位置さえ決めてしまえば、多少の角度調整は可能です。
セットアップは専用のTapoアプリを使います。
- Micro SD カードの導入や設置及び配線
- Tapoアプリによるペアリング&ネットワーク参加
という流れです。
よくある質問(FAQ)
- Qソーラーパネルだけで本当に24時間録画できますか?
- A
通常の晴天が続く場合、昼間に充電した電力で夜間も録画可能です。ただし、日常的にカメラを稼動し、曇天や悪天候が数日続いた場合は、電力不足の可能性はあります。
※公式サイトによるとソーラーパネルに30分太陽光を当たれば1日分の可動電力が稼げるとのこと。
- Qスマホがあればどこでも映像が見られますか?
- A
はい。Tapoアプリを使えば、外出先からでもライブ映像や録画データの確認が可能です。
- Qソーラーパネルなしでも使えますか?
- A
使えますが、その場合は定期的に手動で充電する必要があります。
※固定設置ではなく、ピンポイントで設置したい場合には便利です。
- Q録画データの保存先は?
- A
MicroSDカード(最大512GB)に保存されます。クラウド保存も有料で対応しています。
※MicroSDカードだけの運用であれば、月額で費用発生しないのは魅力的です。
- Q雨の日や雪の日でも使えますか?
- A
はい。防水・防塵設計なので、屋外でも安心して使用できます。
※カメラ本体はIP66、ソーラーパネルはIP65です。
- Q複数台設置してもアプリでまとめて管理できますか?
- A
可能です。Tapoアプリでは複数のカメラを一括で管理・切り替えできます。
- Qパソコンから視聴できますか?
- A
パソコンからの視聴には対応していません(バッテリー型はRTSPライブストリーミングに非対応)。Tapoアプリ一択です。
まとめ・どんな人におすすめ?
「Tapo C460 KIT」は、バッテリー式×ソーラーパネル×4K画質×24時間録画という、万能タイプの屋外カメラです。電源工事も月額費用もかけたくないけど、しっかり防犯したい。そんな人にぴったりの1台です。
気になる方はぜひチェックしてみてください!
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