高コスパのスマートバンド HUAWEI Band 10が2025年4月10日に発売されました。

band10だから10日に合わせた・・?

今回も早速入手しました(届いたのは4/12だったけど笑)
本記事では、単なる新製品のご紹介だけでなく、
- 実際に手に取った感想
- セットアップ(Android端末利用)の手順
などをお届けします!
HUAWEI Band 10
HUAWEI Band 10とは?
HUAWEI Band 10とはファーウェイ(華為技術)より2025年4月10日に発売に発売されたスマートバンドです。

実売価格は\6,800~\8,580であり、スマートバンドとしてのグレードは「ミドルレンジ」です。
どんなことが出来るのか?初心者向けにもわかりやすく表現するならば、
です。
公式サイトからの画像を引用すると、次のようなイメージです。



HUAWEI Band 9(前作)から進化したポイントとは?
HUAWEI Band 9と比較したHUAWEI Band 10の主な進化ポイントは次の通りです。

今回は控えめな進化に留まっています。

だから価格も控えめ?
- Q心拍変動(HRV)とは?
- A
心拍と心拍の間隔(R-R間隔)のばらつきのことを指します。心拍数が60回/分だとしても、1秒おきに正確に打っているわけではなく、0.9秒と1.1秒など、少しずつばらついています。このバラツキが心拍変動(HRV)です!このバラツキ具合でリラックス状態やストレス、疲労などの目安になるとのこと。
※不整脈(不正リズム)とは違います。
続いて、具体的なスペックを載せておきます。
項目 | HUAWEI Band 10 | HUAWEI Band 9 |
---|---|---|
日本発売日 | 2025年4月10日 | 2024年4月25日 |
定価 | 6,800円~ 8,580円 | 8,580円(当時) |
本体サイズ (mm) | 43.45 × 24.54 × 8.99 | 43.45 × 24.54 × 8.99 |
本体重量 (g) | 14 15(アルミ) | 14 |
本体カラー | ブラック(アルミ) グリーン(アルミ) パープル(アルミ) ブルー(アルミ) ホワイト(アルミ) ブラック ピンク | ホワイト ブラック ピンク シルバー グレー |
バンド素材 | フルオロエラストマー | フルオロエラストマー ※ブルーは「ナイロン」 |
ディスプレイ | 1.47インチ有機EL 解像度:368×194ピクセル リフレッシュレート:60Hz(推定) バンドディスプレイ:300種類以上(無償) | 1.47インチ有機EL 解像度:368×194ピクセル リフレッシュレート:60Hz(推定) バンドディスプレイ:300種類以上(無償) |
センサー | 加速度センサー ジャイロセンサー 地磁気センサー 光学式心拍センサー 環境光センサー | 加速度センサー ジャイロセンサー 地磁気センサー 光学式心拍センサー 環境光センサー |
バッテリー | 通常利用:約14日間 ヘビー利用:約8日間 AODオン利用:約3日間 充電時間:約45分 | 通常利用:約14日間 ヘビー利用:約9日間 AODオン利用:約3日間 充電時間:約45分 |
その他 | 自動輝度調整:○ 防水:5ATM 対応ワークアウト:100種類以上 対応OS:Android 8.0~, iOS 13.0~ 動作環境:-10℃~+ 45℃ | 自動輝度調整:○ 防水:5ATM 対応ワークアウト:100種類以上 対応OS:Android 8.0~, iOS 13.0~ 動作環境:-10℃~+ 45℃ |
前作に引き続き、肌に優しくフィット感のある「フルオロエラストマー」素材です。
- Qフルオロエラストマー(Fully Fluorinated Elastomer)とは?
- A
非常に耐久性が高く、化学的に安定しているフッ素化合物の一種です。主にシーリングやコーティングなどの用途に使用され、高温や化学薬品に対する耐性があります。(引用元:chatGPT)
→ スマートバンドに利用することで耐久性の向上に加えて、装着時の快適性に貢献できるということです。

本体形状は変わらずだね。

既に洗練されているからね。
- QBand9と形状が同じってことはベルトは流用可能?
- A
はい、 HUAWEI Band9とBand10のベルトは流用できます(公式サイトのQ&Aにも明記されています)。異なる素材(ナイロン)、カラーを利用することが出来ますね。
- Q無償版のバンドディスプレイは今後も増えるのかな?
- A
Band9の実績から考えると増えるでしょうね(既に大量ですが!)。特に、情緒の「見える化」に対応したディスプレイが増えるのではないかと考えます。

HUAWEI Band 10の入手(開封~外観チェック)

ここからは実際に手に取ったご紹介です!!
私はHUAWEI Band 10をAmazonで事前予約していたのですが、発売日から数日後(4/12)に届きました。


今回もホワイト!
前作に引き続き、私は「ホワイト」を選びました(パープルも気になりましたが)。
パッケージ開封!
早速開けます。
中身に入っているものです。
- HUAWEI Band 10本体
- マグネット式充電ケーブル
- 設定ガイド(日本語カラー)
- 安全に関するガイド資料(多言語)
紙媒体で日本語のセットアップマニュアルが付属しているのは嬉しいポイントです。
デザイン・フィット感・サイズ
デザインやフィット感を確認します。
ポイントとして、
- 本体のアルミニウム合金ですが、側面はツヤ消しで高級感があります。一方でフチは光沢感があり良いバランスです(ダイヤモンドカット技術が素晴らしい)。
- あると便利なサイドボタンを1個備えます。
腕に装着してみます
- バンドは触り心地が良くサラサラです。
- アルミ合金のさりげないデザインが良いです。

バンド部の「フルオロエラストマー」素材、いい感じです。
バンド本体のサイズ感をスケーラーと共に。
バンド部分含めた本体重量は30gであり、付けた際の重さは全然感じません。

(おまけ) 前回作Band9との比較
HUAWEI Band9とBand10との外観比較です。
- 形状、センサー類は全く同じです!
- 本作品のアルミニウム合金(側面ツヤ消し)がやはり綺麗です!
動作確認(初期設定)
私はAndroid端末のため、Androidの場合で初期設定していきます。
付属している日本語の設定ガイドを読みながら進めていきます。本体のボタン、または充電ケーブルを接続すると電源が立ち上がり、言語選択画面となります。日本語を選択します。
スマホとバンドの接続(ペアリング)を進めます。
- スキャンしてペアリング、またはQRコード読み取ってペアリング!
- 指示に従って進めます。
問題なくスマホと接続出来ました。
- スマホ側で権限の許可は適宜行ってください。
- ん?って思う部分は全てマニュアルに載ってるので安心して進められます!
基本の機能の操作
実際に使いながら代表的な機能をご紹介していきます。
時計画面(文字盤)と基本の表示
時刻表示といった文字盤画面を基本として、
- メッセージ通知
- カスタムカード(ヘルスケア類)
- 通知パネル
- 天気
といった画面に遷移可能です。
さらに、サイドボタンでアプリ一覧に遷移できます。

一部操作してみますね。

画面のリフレッシュレートはわかりせんが、十分サクサク動きます。
時計画面(文字盤)について補足です。
- 常時表示(AOD)も可能です。
- 屋外でも十分に見やすい(環境光センサーで画面の明るさは自動調整)。
- 文字盤の種類は無償版でも500種類は超える。
- カスタム画像も利用できる!(5枚選択してランダム表示)
※文字盤は次の記事でもう少し深堀りしています。
基本機能に触れるよ!
スマホ通知をバンドに転送
スマホ本体に表示される通知をスマートバンド本体にも転送(通知)してくれる機能です。

例えば、
- スマホ着信をバンド側に表示可能です。
- ラインメッセージをバンド側に表示可能で、クイック返信も可能です。
この通知機能ですが、スマホをカバンにしまったままでも、手元で確認できるためかなり重宝する機能です。

いろんな通知が毎回バンドにされるの?

通知対象は選べるよ。
バンド側に通知するアプリは選択可能です↓。

○ 電話着信と応答について
着信中(発信者と番号表示可) → 拒否またはSMS応答が選択可能。
- Q電話通知の際に、「不明な相手」となるけど・・・?
- A
アプリの権限を見直すことで改善することがあります。私の場合は「通話履歴」の許可で可能でした。
○ LINEメッセージ
LINEメッセージ → 確認しつつクイック返信(顔文字や定型文字)が可能。
○ LINE着信
着信中は「不明な番号」という表記になります → 後で誰からだったのかは確認可。
★ お知らせ(通知やタイマー)は振動でも教えてくれるよ!
感じ方は個人差ありますけど、十分わかります(スマホをポケっとに入れてるときより気づきやすいのでは?)
- なし
- 弱
- 強 ← 初期値
ヘルスデータの測定
ここでいうヘルスデータとは、
- 心機能(心拍数)
- 血中酸素
- ストレス
- 睡眠
を24時間測定できるってことです。
バンドを腕に付けているだけでこれだけの項目をわかりやすく記録し、後から見返すことが出来ます。

ワークアウト
ワークアウトとは、ウォーキング、ジョギング、筋力トレーニング、水泳などの運動時に
- 推定消費カロリー
- 移動距離
- 心拍数など
を細かく記録して分析できる機能です。

他にも色々な機能
他にも色々な機能がありすぎるため、ポイントをピックアップしてご紹介していきます。

○ アラーム
Band側で独自のアラームを設定可能です(Bandからもアプリからも設定可能です)。スマホ本体のアラームとは連動しません(Bandとしてのアラーム設定です)。
○ タイマー
1分、3分、10分など、ちょっとしたタイマーを設定できる機能です。
○ 懐中電灯
本体画面を最高照度で点灯させたり、点滅させたり可能で、色も選べます。
夜間はそれなりに目立ちます!
○ 音楽コントロール
スマホ側で音楽を再生している際に、次の曲にしたり、停止できたりします。実は動画の停止や再開にも対応しています。※残念ながらiPhoneは未対応です。
○ スマホ検索
スマホが見当たらない場合に、スマホで鳴動させることが出来ます(Bluetooth電波圏内に限る)。
〇 リモートシャッター
スマートバンドの操作でシャッター操作が出来る機能です。集合写真で使えそうです。※残念ながらAndroidは未対応です。
○ スリープモード
通知表示や振動、腕上げでの点灯を無効化出来ます。
自動判定または、時間指定が可能で、アラーム設定は除きます。
※スマホのナイトモードとは連動しないようです(Xiaomiは機種にもよるが連動した)。
○ 天気予報
スマホと連携してスマートバンド側で天気予報を表示可能です。
○ 月相
女性のための日数表示の機能です。
○ ロック画面のパスワード
6桁のPINを設定可能です。
※機能関係は次の記事でもまとめています。
バッテリーのもち
充電は付属のマグネットケーブルを本体裏にペタっとつけることで行います。

バッテリーのもちをメーカー公表値と条件を整理します。
利用 | 利用可能日数 | 条件 |
---|---|---|
通常利用 | 約14日 | 24時間心拍数測定:ON TruSleep:OFF 自動血中酸素レベル測定とストレス測定:OFF ワークアウト:毎週30分 メッセージ通知:ON 1日の画面点灯:200回 |
ヘビー利用 | 約8日 | 24時間心拍数測定:ON TruSleep:ON 自動血中酸素レベル測定とストレス測定:ON ワークアウト:毎週60分 メッセージ通知:ON 1日の画面点灯:500回 |
AOD有効 | 約3日 | 24時間心拍数測定:ON TruSleep:ON 自動血中酸素レベル測定とストレス測定:ON ワークアウト:毎週60分 メッセージ通知:ON 1日の画面点灯:500回 常時点灯機能:ON |
メッセージ通知の内容は1日辺りメッセージ50件、通話6件、アラーム3回と、それなりの量です。

それなりに実用を考慮した条件なんだね。

そう。だから公表値以上のバッテリーのもちをたたき出したりすることもあるよ。
他のスマートバンドとの違い
Xiaomiの場合
ここでは「Xiaomi SmartBand 9」との比較を載せておきます。
項目 | HUAWEI Band 10 | Xiaomi SmartBand 9 |
---|---|---|
日本発売日 | 2025年4月10日 | 2024年8月14日 |
定価 | 6,800円~ 8,580円 | 5,480円 |
本体サイズ (mm) | 43.45 × 24.54 × 8.99 | 46.53 × 21.63 × 10.95 |
本体重量 (g) | 14 15(アルミ) | 15.8 |
本体カラー | ブラック(アルミ) グリーン(アルミ) パープル(アルミ) ブルー(アルミ) ホワイト(アルミ) ブラック ピンク | ミッドナイトブラック グレイシャーシルバー ミスティックローズ アークティックブルー |
バンド素材 | フルオロエラストマー ナイロン(別売り) | TPU チェーン、メッシュ(別売り) |
ディスプレイ | 1.47インチ有機EL 解像度:368 x 194ピクセル リフレッシュレート:60Hz バンドディスプレイ:300種類以上 | 1.62インチ有機EL 解像度:490 x 192ピクセル リフレッシュレート:60Hz バンドディスプレイ:200種類以上 |
センサー | 9軸センサー 光学式心拍センサー 環境光センサー | 6軸センサー(相当) 光学式心拍センサー 環境光センサー |
バッテリー | 通常利用:約14日間 充電時間:約45分 | 通常利用:約21日間 充電時間:約60分 |
サイドボタン | あり(1個) | なし |
その他 | 自動輝度調整:○ 防水:5ATM 対応ワークアウト:100種類以上 対応OS:Android 8.0~, iOS 13.0~ 通話:× LINEクイック返信:○ ※Androidに限る | 自動輝度調整:○ 防水:5ATM 対応ワークアウト:150種類以上 対応OS:Android 8.0~, iOS 12.0~ 通話:× LINEクイック返信:× |

そこまで違いは無いのかな?

見方によるね。サイドボタンはやっぱり嬉しいよ。
「HUAWEI Band 10」の優位性をピックアップするのであれば、次の通りです。
- 本体が薄い。
- バンド素材に「フルオロエラストマー」が使われ、耐久性と快適性がある。
- 充電時間が短めで5分の充電で最大2日利用できる。
- LINEのクイック返信が可能(Android)。
- サイドボタンは便利です。
音声通話やGPSをプラスするなら?
Band10をおさらいします。
- 価格帯:約7,000~8000円
- サイズ:43.45 × 24.54 × 8.99 mm(縦長の外観)
- 機能:時計、ヘルスケアやワークアウト、スマホ通知の連携
これらをもつ本製品(band10)だけで十分ですが、もしも音声通話やGPSを追加するなら、次の製品になるでしょう。
◇ HUAWEI WATCH FIT 3
- 発売日:2024年5月22日
- 価格帯:約20,000円
- サイズ:43.2 × 36.3 × 9.9 mm(Apple Watchのような外観)
- 追加機能:音声通話や音声アシスタントに加えてGPSを内蔵です。
◇ Amazfit Active 2 44mm
- 発売日:2025年3月14日
- 価格帯:約18,900円
- サイズ:43.9 × 43.9 × 9.9 mm(スタイリッシュな丸型の外観)
- 音声通話や音声アシスタントに加えてGPSを内蔵です。
予算は約3倍弱になりますが、価値観は人それぞれです。
HUAWEI Band 10のまとめ
この記事では、HUAWEI Band 10の実機を入手し、初期設定から基本機能まで触ってみました。私なりに、メリット・デメリットをまとめてみます。
- QHUAWEI Band10の評価は?
- A
Amazonで4.5/5.0ですが、まだレビュー件数は少なめです。
- コスパ最高
- 軽くてかっこいい
※Band9の時はレビュー件数1000件の際に、4.2/5.0でした。

最後までご覧いただき、ありがとうございました!
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