屋外対応パンチルト『Tapo C216』を使ってみた — セットアップと便利機能まとめ

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Tapo C216 は屋内・屋外どちらでも使えるパンチルト型のWi-Fiカメラです。

3MPの2K画質、ぐるっと見渡せるパン/チルト操作、暗い場所を明るく映すスポットライトなど、コンパクトながら便利な機能がたくさん詰まっています。おうちの玄関まわりや庭の見守りにぴったりのカメラを実際に触ってみたので、セットアップから便利機能までまとめてみました。


セットアップ

ペアリング

まずは「Tapoアプリ」でペアリング。

電源ON(ケーブル接続)

アプリを開いて「デバイス追加」を選び、C216の電源を入れるとLEDが点滅します。あとはアプリの案内に沿ってWi-Fi情報を入力するだけ。

セットアップ1
セットアップ2
セットアップ3
  • ペアリング時はWifi機器が近くにないと失敗することがあります。
  • 本体ソフトウェアの更新が早速動きました。

Micro SDカード設定

録画に使うにはmicroSDカードを本体に差し込みます。

首の部分にスロットがあります。

アプリからフォーマットも可能です。

ストレージ設定。
本体でフォーマット。

録画モードは「イベント検知のみ」と「24時間連続」のどちらかを選べます。長く使うなら耐久性のあるmicroSDを選ぶと安心です。

録画モードは「イベント検知のみ」と「24時間連続」のどちらかを選べます(後述)。


機能チェック

Tapoシリーズに慣れている人にはおなじみの機能が揃っています。

基本操作(トップ画面・パンチルト)

アプリのライブビュー画面が操作の中心です。

トップ画面です。

このトップ画面から

  • パンチルト操作メニュー
  • 各種設定メニュー
  • 録画データ

などにアクセス可能です。

パンチルトの操作
デバイス設定。
端末情報。

初期設定は検知時のみ録画であり、検知の際はスマホに通知が発生します。

スマホへの通知。

有償サブスクリプションに登録すると画像付きのリッチな通知が可能です。

通知する時間帯も指定可能です。

通知の時間帯を指定可。
通知の設定。

録画確認

MicroSDに保存した映像はタイムラインから再生可能。

録画データの確認。

気になる場面はスマホに指定範囲でダウンロードできます。
必要なシーンを取り出せるので、防犯だけでなくペットや子どもの様子を残したいときにも便利です。

検知エリアや感度の設定

「動体検知」「人物検知」など検知タイプごとにエリアや感度を設定できます。

検知エリアの設定。
検知エリアの設定。

検知エリアの設定は柔軟であって、余計な検知を減らせます。

動作トラッキングとパトロール

動きを検知するとカメラが追いかけてくれる「動作トラッキング」に対応しています。

検知エリアの設定。

◆ トラッキングの様子(録画映像)

◆ トラッキングの様子(本体)

さらに、登録したポイントを順に巡回する「パトロールモード」機能もあります。最短2分おきに見回ってくれるので、防犯灯代わりにも使えそうです。

パトロールモードの設定。

常に首振りは出来ません(負担がかかるらしい)。
最短で2分の設定となるため、利用ポイントは限られる機能かもしれません。

夜間対応

夜間などの暗所での撮影にも対応しています。

  • 夜間に赤外線LED、白色LED(スポットライト)を選択可能です。
  • 監視時は赤外線LED、検知時に白色LEDとする「スマートモード」もあります。
  • 切り替えない選択も可能です。
ナイトモードの設定1
ナイトモードの設定2
赤外線LED
白色LED

赤外線LEDは本体がうっすら光るだけで、見た目はくらいままです。記録映像はモノクロですが、目立たずに監視できますね。

暗めの部屋(照射なし)
暗めの部屋(赤外線LEDの照射)
暗めの部屋(白色LEDの照射)

夜間LEDって必要?

暗めの場所は必須だと思う。

高感度センサー(スターライトセンサー)のため、少しの明るさで記録は可能です。

ただし、

  • ノイズが多めです。
  • 動きに弱いです。

※今度、別の記事で比較映像を載せる予定です。

双方向通話

マイクとスピーカーを内蔵しているので、アプリ越しに会話も可能。少しタイムラグはありますが、来客や家族とのやり取りなら十分使えます。

イメージです

体感的には約1秒のタイムラグです。
(普通の電話に慣れているとちょっとすれ違いが発生(笑))

アラート機能

検知すると「サイレン」を鳴らすことも可能。結構大音量なので、空き巣対策には強力な抑止力になります。ただし住宅街で試すのは注意が必要です。

※以下、サイレン発動時の動画です(音量注意!)

Alexa連携

Alexa対応のスマートディスプレイに映像を呼び出したり、音声で操作することもできます。普段からスマート家電を使っている方にはうれしいポイント。


よくある質問・Tips

Q
検知後にどれぐらい録画が続く?
A

まず検知前の約5秒さかのぼって映像記録が始まります(プリレコード)。その後、動きがなければ約1分間の録画です。

※動きがあれば継続します。

Q
24時間録画は出来る?
A

もちろん可能です。
録画スケジュールで「検知時」から「連続」にすれば良いだけです(日中は連続、夜間は検知時など柔軟に設定可能)。

Q
誤検知が多いときは?
A

以下の対応で調整できます。

  • 検知感度を下げる。
  • 検知エリアを絞る。
Q
屋外設置時の注意点は?
A

防水仕様ですが、雨ざらしよりは軒下のほうが安心です(IP65は普通の雨は許容だけど、暴風雨が長時間は心配なレベル)。あと、直射日光も避けたほうが良いと考えます。


最後に

Tapo C216 は、価格帯からは想像以上に多機能なカメラです。

パンチルトで広範囲を見渡し、夜もカラーで撮れて、録画も通知も自由に調整できる。初めて防犯カメラを導入する人にも扱いやすく、コスパの良い選択肢になると思います。

機能内容ポイント
パンチルト水平360°
垂直152°
玄関も庭もまとめてカバー
録画MicroSD録画
※クラウド対応
アプリから再生&スマホ保存OK
検知設定人物
動作
※赤ちゃん泣き声などもある
通知の無効や時間指定も可能
動作トラッキング被写体を自動追尾不審者や動物の動きを逃さない
パトロール複数の地点を巡回監視最短2分おきに自動見回り
夜間対応赤外線/スポットライト真っ暗でも撮影可能
双方向通話マイク・スピーカー搭載外出先から声掛けできる
アラート機能サイレン&ライト強力な抑止力
(住宅街では注意)
スマート連携Alexa対応音声操作やモニター表示に対応
おすすめの使い方リスト
  • 🏠 玄関や庭の防犯に
    → パンチルトで広範囲をカバーし、侵入者を検知したらサイレンで威嚇。
  • 🐶 ペットの見守りに
    → 外出先からカメラを動かして探したり、双方向通話で声をかけたりできる。
  • 👶 子どもの帰宅確認に
    → 帰宅時間帯だけ通知を有効にして、玄関カメラとして使う。
  • 🌙 夜間の安心確保に
    → スポットライトで暗所もカラー映像、駐車場や物置の監視にぴったり。
  • 📹 証拠映像の保存に
    → 検知録画と24時間録画を状況に応じて切り替え、必要な部分はスマホに保存。

最後までお付き合いいただきありがとうございました!

※今後も関連記事を増やす予定です!

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